ベースの組み換え2021/10/25

ご購入いただいた楽器の改造をしています。

新品の楽器ですが、ベースレジスター(音の切り替えスイッチ)の1つに
必要のない組み合わせのものがあったので有用な組み合わせを提案させていただき、
了承を得られましたので改造しているところです。

この後は、点在する細かい不具合の修理、全てのリードの発音調整、
全体の調律を行いお渡しとなります。
MMの波の速さはお好みを確認済みですので調律時に合わせます。
これらの作業は新品のイタリア製楽器でも必須となりますので
すぐにお渡しする事はできません。

掲示物復帰2021/10/15

新型コロナの感染者が減ってきて音楽イベントが復帰してきました。
久しぶりに店内のインフォメーションに掲示物が出てきました。
これが日常になることを祈るばかりです。


アコーディナの修理2021/10/15

当店でご購入いただいたアコーディナを使っている方が修理の為にご来店されました。
一番高い音が出ないという症状です。

まずは分解して内部を洗浄します。
これは昨今の感染症対策でもありますが、それ以前から修理で来た場合は
最初と最後に必ず行っています。


分解してみると少し汚れがありました。
使っていれば自然に付いてしまうものです。
定期的な調律を行う事で内部の清掃も完了します。


下側のケース部分にも小さな異物が幾つも見つかりました。
問題の音が出ない箇所もこのような小さな異物がリードに挟まって起きていました。
高い音はリードが小さいのでこのような不具合が生じる事があります。
修理は洗浄と異物除去だけなので短時間で済みますした。
当店でご購入いただいた物なので
保障期間を過ぎていますが無償での修理となりました。

リゾット その22021/10/14

今日は木曜で定休日です。
晩御飯にCooperfisaから頂いたVercelliのお米で2回目のリゾットを作りました。
前回は北イタリアのシンプルなサフランのリゾットでした。


今日はポルチーニ茸のリゾットにしようと思って買いに行ってみると、
生はもちろん手に入りませんが、乾燥キノコでも少量で高価でした。
乾燥キノコを粉末にしたものは分量が倍で価格も少し安いので粉末を購入。


粉末ポルチーニだけでは見た目も食感も楽しめないと思い、
思いつきでエリンギを買って薄切りにして炒めたものを混ぜてみました。
炒める時に少しポルチーニ粉末を入れました。
上の画像は炒めたエリンギを炒めた生米と一緒にしたところです。
これからブイヨンを足しながら煮て行きます。


チーズも変更しました。
パルミジャーノは高いので良く似たグラナパダーノというチーズにしました。
価格は少し安いです。
後で調べてみると、熟成期間がパルミジャーノより短く癖がないのが特徴らしく、
イタリアの一般家庭ではこちらの方が普通に使われるものという事です。


前回の反省点を踏まえ、今回は最初にチーズを全量粉末にしておきました。
前回はチーズを擦りながら加えたので時間が掛かってアルデンテを
少し超えてしまいました。


完成!
今回は程よくアルデンテに炊き上がりました。
エリンギも見た目、食感ともに生ポルチーニで香りは粉末ポルチーニで付いているので
「ほぼ」生ポルチーニです!

中国製のアコーディオン2021/10/13

当店で販売した中国製アコーディオンの修理を行いました。
26鍵盤、48ベースの小さな楽器ですが使う方は当時、小学生でアコーディオンは
初めてでしたので、低価格な楽器として中国製の物をご購入いただきました。


今回生じた不具合はベースボタンの一つが押せなくなってしまったという事です。
ベース部分を点検するとすぐに原因が分かりました。


ベースボタンの先に続く細長い部品の先が、受け部分から抜けています。
先の部分が受け部分の穴ではない所に当たっているので
これ以上押すことができないという状態です。


抜けた先端を穴に戻して動くようになりました。
この部分ですが、ボタン側の部品も受け側の部品も同じ金属素材でできています。
なのでそれなりに使い込むと両者が磨り減って隙間が多くなり、
今回のように外れてしまったり、ボタンの遊びが多くなって押した感触が悪くなったり、
作動時のノイズが大きくなります。
中国製のアコーディオンの大半がこのような構造になっています。
イタリア製などヨーロッパの殆どのアコーディオンでは受ける方は木で、
ボタンの先の部品はアルミニウム合金でできており、磨耗が少なく、
長期に渡り使う事が可能で、押した感触も良く、作動音も小さくなっています。


これはベースボタンの先の部分を押さえている合成フェルトの部品です。
先の画像のベースボタンの部品と受け側の穴の上に設置され
隙間を減らす役割をしていますが、こちらも磨耗して部品の痕が付いています。
今回、部品が抜けた原因はこの部品の磨耗と思います。
この部品があるのはボタンの後端の受けの方だけで前端の方は単に金属同士が
嵌っているだけですので、いずれ磨耗による問題が出てきます。

中国製の楽器は安いので初めての方でも気軽に始められる楽器ですが
とても頑張って練習する方は磨耗による楽器の消耗が比較的早く訪れます。
当店では中国製のアコーディオンを時間をかけて整備、調律を行い、
エントリー向けとして販売していますが、その位置付けとしては
数年、長くても10年以内の買い替えを前提とした、お試し的な商品としています。
それでもきちんと楽器として機能しますので問題なく使って行けますし、
今回のような不具合が出ても保障があるので無償ですぐに修理しています。

中国製の物は前提として輸入時に存在する細かい不具合の除去、発音の調整、
全体の調律を実施してなければ楽器として良い感じでは使えない物です。
整備にかけている時間を考えると利益はマイナスなのでこれを多く売るという事は
現実的には不可能ですが、低予算で気軽に始められる楽器として以前から
中国製の鍵盤式、ボタン式の販売をさせていただいております。

先述した通り、使い倒すと傷みが早く来ますが、そういう方はとても練習しているので
その時には上級機種に進まれると見違えるでしょう。