古い楽器の再生32010/03/19

古い楽器の再生をご紹介する記事の3回目です。
前回まではこちらです。
http://accordion.asablo.jp/blog/2010/03/10/4983725
http://accordion.asablo.jp/blog/2010/03/11/4984576


右手のバルブの交換が全て終わりました。
ここまでで行ったのは、鍵盤裏と右手カバー内の清掃、
鍵盤側のバルブ(フェルト、皮)の交換、鍵盤の高さと深さ調整、
鍵盤のバネ重さ調整、ガタツキのある鍵盤の修正、
鍵盤表面の研磨、です。


右手のバルブ交換の後は、ベース側のバルブ交換です。
ベースのバルブは右手よりも数が少なくて楽かと思うのは早合点。
バルブはメカニックの一番底にあります。
ボタンやメカニックは全て取り外した後にしか交換できない構造です。


一部の楽器はメカニック部分がユニットになっていて分解せずに
ユニットが外れ、バルブがすぐに触れる物もあります。
ただし、この構造の楽器は組み立て、調整は楽ですが、
機械的損失が大きいのでボタンの操作感が重く引き摺った様な感じです。
その為、高級な楽器は手間をかけてもメカニックがユニットになっていない
構造のやり方を採用します。
より高級な楽器は、メカニックの細部に機械音を低減する工夫がしてあります。


写真はメカニックを全て外した状態です。
これでやっとバルブに辿り付きます。
この後はバルブを外して、右手と同様、皮とフェルトの交換です。

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