リューター2010/05/08

以前から欲しかった工具を買ってしまいました。
リューターとかハンドピースとか言う名前で売っている物です。
簡単に言うと、電気ドリルを細く小さくした様な物です。
歯医者さんが歯を削る時に使うアレに近い物と考えたら分かりやすいでしょう。

これが買った物です。
以前勤めていた会社ではこういうのをよく使っていました。セラミックを切ったり
削ったりして、電子顕微鏡のサンプルを作るのによく使っていました。
高級な物は結構なお値段です。
本当は会社で使っていた物と同等の物が欲しかったのですが、
さすがに高すぎるのでそこそこの物にしましたが..
それでも高級品だけあって、今まで使っていた物とは比べ物にならないほど、
静かで、トルクがあり、振動が少ないです。長時間の使用にも耐えます。
まあ、アコーディオンの修理で必須な物ではありませんが、
あると何かと便利なツールです。

ネットで、これを使って調律するような文章を目にした事がありますが、
それはダメでしょう。私は絶対にしません。
しかし、そういう風な調律痕を見た事がありますので、実際に行う人がいるという事
でしょう。安い量産品のリード楽器(ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ)などでは
生産工程で回転砥石を使って自動で調律する場合もありますが
普通、アコーディオンの製造では使いません。


ちなみに、これが以前から使っていた物です。
立派なセットですがこれで5000円しなかったと思います。
それなりに使える物でしたが、やはり高級品とは違います。