改、コーヒー抽出2012/01/11

店ではいつもエスプレッソを飲んでいますが、深煎り豆のエスプレッソを毎日飲んでいると、
ふと、普通のコーヒーが飲みたくなります。
という訳で、最近は朝は、ペーパードリップで、昼はエスプレッソでコーヒーを飲んでいます。

最近、偶々見たテレビ番組でコーヒーはペーパーや布でドリップすると香りの油分が
フィルターに吸われてしまうので、金属網でドリップするのが良いという事をやっていました。


で、偶々、東急ハンズへ寄った時にテレビで見た物と似たようなドリッパーを見かけたので
買ってきました。高価な物ではありませんでしたし。
見た感じ、紅茶を淹れる物とほぼ同じです。


本体は耐熱ガラスのシンプルなデザイン。
形はトールビーカーをもうちょっと長くした感じです。
メーカーはHARIOで、ビーカーも作っていますので納得です。
ガラス表面に使い方が印刷されていてそれがデザインにもなっています。


コーヒーの淹れ方ですが、まず、ガラス容器にお湯を入れて保温します。
コーヒーは挽いた物を買ってきてそのまま使えますが、私は豆を挽いて使います。
やはり挽きたては香りが良いですので。
使っているミルは昔、キャンプの時に使っていたハンドルが折り畳みになった小型の手動式。
キャンプなど出先で使う時に便利な物ですが、普段使うにも場所を取らず便利です。
ミルの歯はセラミック製なので金属臭が移りません。


手動ミルで1杯分を挽くのは1分もかからないくらいです。
その間にドリッパーの保温も済みます。
写真は挽き終わったミルの下部を外した所。粉になったコーヒーが落ちて溜まっています。


ドリッパーのお湯をカップに移し、カップの保温に使い回します。
空いたドリッパーに挽いたコーヒーの粉を入れ、お湯を少しだけいれて蒸らします。


1分程度蒸らしたらお湯をカップ1杯分入れます。
このドリッパーは2杯分まで一度に作れます。
ちゃんと、目盛りが付いていますので、お湯を入れるのも簡単。


数分後にドリッパーの金属フィルターを押し下げ、ドリッパーを傾けて
カップにコーヒーを注いで出来上がり!


コーヒーの表面には香りの油分がちゃんと浮いています。
ペーパードリップではこんなに残りません。
さて、お味は..
今までよりも更に香り高いコーヒーが楽しめます。
よくある電気を使うコーヒーメーカーよりも安くて場所も取らず、
ペーパードリップに近い簡単操作で、ペーパーやネルドリップよりも
香りが残るこの方法はお勧めです。