中古のリスク2014/03/03

調律を承りました。
とても古い物ではありません。

これはアコーディオンのリードですが、木枠にロウで固定されています。
ですが、よく見ると、リードのフレームの周囲には隙間ができていて、
ロウの接着に不安があります。
リードの固定が甘くなれば音に影響が出ます。
こういう場合、一箇所ではなくて全てのリードの固定で同じ様な状況になりますので、
修理費は高額になります。

ロウとフレームに隙間がある時もありますが、よくあるのは、
ロウ自体が劣化してヒビ割れが出ている状態です。
これも同様に音に影響が出て、全てのロウを除去して新しく施工が必要になります。

この様な症状が出ていても全ての音は鳴ります。
中古の楽器は全ての音が出ているからと言って、状態が良いという訳ではありません。
中を見ないと分からない事も沢山あります。
安く購入しても後に修理費が多く必要となる事もありますので、十分に注意が必要です。

ストレス?2014/03/03

先日、店内の観葉植物の植替えをしました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2014/02/20/7369740

植替えのストレスからか、3枚の葉が黄色くなって落葉しそうです。
このまま枯れたりしなければいいけど..

アルバム入荷 「moon」2014/03/03

アコーディオンとピアノがメインのCD 「moon」が入荷しました。

ジャケットですがとても美しいイラストです。

演奏はザッハトルテの都丸智栄さんと、プチポワールの秦コータローさんです。
秦コータローさんはアコーディオンとピアノで演奏していますので
アコーディオン2台の演奏もあります。
全8曲中の6曲は、都丸さん又は、秦さんのオリジナルです。
アコーディオンもさることながら、ピアノも聴きどころのアルバムです。

ベースボタン落ち2014/03/03

古いイタリア製アコーディオンの修理を承りました。

紅白の鍵盤が可愛らしい楽器ですが、鍵盤がかなり細く、
現在は作られていないサイズの物です。
子供さんなら良いですが大人が使うにはかなりの慣れが必要でしょうか。


修理の内容はこれです。
ベースボタンが幾つも落ちてしまっており、音も出たままになっています。
楽器に強い衝撃が加わるとこのような状態になりますが、
修理は案外簡単に済む場合が多いです。 場合にもよりますが..
どちらかと言うと、ベースボタンが落ちていないのに音が出たままという症状の
場合の方が大変な修理になる時が多いです。

ご依頼はベースの問題でしたが、それは簡単に直りました。
点検を行うと楽器が古い事もあって、それ以外の問題が幾つも見つかりました。
ご依頼の方はアコーディオンは初めてですので、
音が出ないとか、音が出たままとか、明らかな異常しか異常と判断する事ができません。
ですが、古い楽器には色々な問題が出ている場合が普通です。
状況と見積りをお伝えして、調律を含めて修理を行う事になりました。

偶に入る100以内2014/03/09

かなり遅れて更新しているこのブログですが、
使っているプロバイダーのASAHIネットが提供しているものです。
ブログを更新してログアウトすると、アクセスランキングの
上位100番以内が表示されます。
大抵、圏外ですが何故か偶に100以内に入る時があります。
分母が分からないのでこの数字の重みがイマイチ分かりませんが..