両鍵盤 修復12014/11/06

ベース側も鍵盤になっている古いアコーディオンの修復をしています。



昨日、取り外して古い皮を取り去ったバルブに新しい皮を貼り、
元の位置へ戻しました。
これで半分終了ですが、この後、二階建てのようになっている機構を取り付け、
残りのバルブも付け直します。



二階建て部分のメカニックからバルブを取り外しました。



そして、古い皮を剥ぎ取ります。



バルブを外したところは古い接着剤が残っていますので、
これを綺麗に取り除きます。
バルブの方も同じ様に綺麗にします。
一つ一つは簡単な作業ですが、数が多いのでとても時間を使います。



バルブを押さえつけている金属のバネですが、場所によって形状がバラバラです。
今までに、その場しのぎの修理を受けてきたという事でしょう。



コメント

_ tachinon ― 2015/05/26 21:40

いつも楽しくかつ興味深く読ませていただいております。
このベースのメカニズム・・・リード(足踏み)オルガン・・・教会などにあるストップ付のオルガンの「オクターブ・カプラー」のメカニズムにとても良く似ていますね。シャフトを斜めに並べているところがそっくりですね。

メカニズムというのは、結構他のものからアイディアを(ヒントを)借用し ているものも多いので、これも、そうなのかなあ・・・と思いました。
 どちらも原理的には同じ「フリーリード」ですし、以前フランスのハーモニュウムを開いたのを見せられた時は、そのまんまアコーディオン?のようにも見えましたので、技術の交流があっても不思議はないのでしょうね。
続きを期待しています。

_ Cookie(店主) ― 2015/05/27 18:56

tachinon様、コメントの書き込み、ありがとうございます。
私はオルガンの分解をした事がありませんので、
この両方鍵盤のアコーディオンのメカニックとの比較が分かりません。
勿論、このアコーディオンの左手側のメカニックも初めて見ました。
ですが、メカニックを眺めていれば意図が分かりますので、なんとか修理もできています。
この楽器のほうが通常のシステムより遥かに分かりやすいですが、
そう考えると、通常のベースと和音が出る方式は、よく考えたな..と感心します。

元々、ごく初期のアコーディオンは全て単音のボタン式だったと思いますが、
色々な事が試され、今の音域や形状に落ち着いているのだと思います。
ベースシステムも伴奏が楽にできる今の方式が考えられて定着していますが、
後に単音で自由に弾きたいという欲求に答え、120ベースのボタン配列のままに
フリーベースへ切り替えるコンバーターが考えられたのでしょう。
フリーベースのメカニックは恐ろしく複雑にできていて、本当によく考えたな..と思います。
過去に数回ありますが、できればあまり分解したくはありません。

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