ゲーセンミュージアム2021/08/19

今日は木曜で定休日ですが名古屋まで出てきました。

やってきたのは名古屋市博物館。
最後に行ったのは2018年の「古代アンデス文明展」でした。

その前は2017年の「ピーターラビット展」です。

その前は2015年の「魔女の秘密展」、「いつだって猫展」です。

猫展のことはブログにも描きました。

という訳で、博物館は数年に1回程度、行っている感じでしょうか。


今日は「ゲーセンミュージアム」という企画展。
ゲームセンター、百貨店の屋上、駄菓子やなどにあったゲーム機を展示するという、
博物館の催しとしてはとても珍しいものと思います。


少し暗くしてある会場に入ると、子供の頃にゲームセンターや百貨店の屋上などで見た
懐かしいゲーム機が多数稼働状態で置いてありました。
稼働している物は全て実際にプレイする事ができます。
しかも入場料だけでゲームのプレイは全て無料!
夏休みという事もあり普段博物館ではあまり見ない子供が沢山いました。
私のお目当はこういう感じのピンボールというゲーム機です。


ピンボールの類は6、7台程度あり、どれもプレイできました。
私は別にゲーマーでもなしですし、子供時代にお金を使ってゲームをするという事は
お金が勿体無くて殆どありませんでした。
やった事があるのでせいぜい10円でできるゲーム機程度です。
ピンボールは50円、100円程度は必要なので少しやったのは中学生以降です。
ゲームと言えば今はデジタルが普通ですがこういうアナログな物に惹かれます。


このゲーム機、どこかでやった記憶があります。
ピンボールに野球の要素を入れたゲームですが、
多分、東岡崎のユニーか、シビコか、松坂屋のゲーム場だったかな?
やってみましたがあっさり3アウトでゲームオーバー..


ピンボールと言えば殆どがアメリカからの輸入品ですがこれは珍しい日本製。
かなりの年代物で動く状態の物が見られる事は殆どないと思います。
プレイしてみましたが一般的なピンボールより異様に玉が速い!
打ち出しは通常の速さですが高速で羽が回転している円形の部分に当たると
弾かれてすごい速さで跳ね返ってきます。
なのでこれもあっさり3つ落としてゲームオーバー。
でも楽しい。
パチンコもやったことがないですし、球技は苦手ですがこれは楽しい。
何と言っても操作が簡単な所、分かりやすさで、ゲームオーバーしても
気分がスッキリします。
自分でお金入れていたらストレスになりそうですが。


他にもアナログ系のゲーム機が幾つもありました。
これはヘリコプターを操縦して指示されたターゲットに電極を接触させることで
得点を得るもので、決まった時間内に何点取れるかでプレイヤーを評価する物です。
面白いのは機体の回転は軸に繋がったアームで回していますが、
上下の動きはヘリに付いたプロペラの回転数を変えて揚力の変化で行うという
実際のヘリコプターと同じ原理になっているところです。
これはかなり高得点を得ることができました。

このゲーム機も小さい頃に見たような記憶があります。
その他にもバイクや車の模型をハンドルで動かして遊ぶ物や、
射撃、小さなボーリング等、色々懐かしいものがありました。
蒲郡市にある竹島という所にボーリング場があり、そこにこういったゲーム機が
沢山あったのを思い出しました。
子供の頃に見たそれらのゲーム機はその頃見ても少し古い感じがしたので
今も使える状態で残っているというのは驚きです。


デジタルのゲーム機も勿論あります。
これはギャラガですね。
テーブルにブラウン管が入っているタイプの物です。
これも当時はお金をゲームに使う事はあり得なかったので見ているだけでしたが
今日はプレイする事ができました。
このタイプのゲームもギャラガの他に、スペースインベーダー、ギャラクシアン、
パックマン、ゼビウス等々..懐かしい物がありました。
ブラウン管のゲームを見る事自体がもうありませんね。
今の子供たちはブラウン管を知らないでプレイしているのでしょう。
独特な光のにじみ具合がいい感じでした。
この頃のビデオゲームは操作が単純で誰にでもすぐ楽しめます。


インベーダーはプロジェクターで投影した巨大スクリーンでのプレイもできました。
順番待ちの子供の列に並んでプレイしましたが、大勢に見られながらプレイするのは
なんだか人の前で演奏するのと同じような緊張感が..
当時のインベーダーを知っているオジサンだから上手いところを見せなければ..
という謎のプレッシャーのせいでしょう。
とは言え、私が小学校高学年の時に出てきたゲームなので
実際にプレイしたのは殆ど初めてに等しいです。
当時は大人が小銭を積み上げてやっていましたね。
残念ながら最後の数匹を残して面クリできませんでしたがUFOは撃墜しました。
残りの数が減ると凄い速さになって段々下がって来るので難しいです。


これは会場の入り口にあった稼働させていないディスプレイです。
これ、まさにシビコの6階にあったゲーム場そのものです。
シビコは岡崎市の繁華街(当時の!)にあったショッピングセンターです。
周辺の百貨店は全て無くなりましたが今も現存して営業中です。


とても懐かしくて面白い企画展でした。
他にも近年までのビデオゲーム機も多数展示されていましたが
80年代前半までしか興味が沸かないのは歳のせいでしょうか..

ここに展示されているゲーム機は現在、休業中の日本ゲーム博物館から
貸し出された物という事ですが、実は、来年にも規模を拡大して営業を
再開する予定があるらしいです。
小牧市にできる予定のハイウェイオアシスの主要施設との事なので
完成すれば凄い人が来るでしょう。
わりと近くにできるのは嬉しいですが、きっと凄い人で大変な事になりそうです。
今の仕事をしていなくて、今もサラリーマンをしていたら早期退社して
ゲーム機の修理、メンテナンス要員として志願していたかも?

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