2022仕事始め2022/01/05

休みも終わり、今日は2022年の仕事始めです。
本年も宜しくお願い申し上げます。


昨日引いた「招きみくじ」をパソコンのディスプレイの上に並べました。
これだけやって初めての白です。
実は黒だけは白目が描いてあるのでカワイイです。



仕事始めの今日は待ってましたとばかりにイタリアからの荷物が届きました。
昨年末にイタリアから発送された物です。
年末に仕事を何とか片付けるイタリアメーカーの物が纏まって来るので大変です。
今日届いたのはFISITALIAというメーカーの物です。
ボタン式の小型軽量モデルで、右49音、MML、96ベースで8.3kgです。
実測では8.8kgでしたがそれでも音域を考えると軽量です。
リードをアップグレードしているのでその分、増加した可能性があります。



ミラーボタンにラメ入りグリルで、スイッチは裏面にあるフレンチタイプのボタン式です。


ボタン下のフェルトは赤です。
今回、細かい指定を沢山しましたが全て完璧に仕上げてくれました。
ミラーボタン、赤いボタンフェルト、ラメ入りグリル、グリルの網色、蛇腹内の色、
メーカーロゴタイプ..など、外観の指定は勿論ですが、
右の最低音~最高音の音域、ハンドメイドリード、調律という
音に関する部分もカスタムメイドです。



ベースボタンは3列ベース、3列和音にしています。
ベースレジスターの組み合わせも指定しました。



このモデルは標準リードが通常の仕様です。
今回はハンドメイドリードに変えています。
ボディー形状はフレンチタイプですがリードはロウ留めなので
音はインターナショナル寄りになります。
フレンチの硬質な音が苦手で外観はコンパクトなフレンチが良いという方には
良いモデルと思います。



もう一台、インターナショナルタイプのボタン式が届きました。
こちらは右41音、HMML、120ベースという仕様なので
鍵盤式の大型と同じ音域になります。
ですがボタン式なので小型軽量になっています。



インターナショナルタイプなのでレジスター(スイッチ)は表にあります。
ボタンは白黒パールなので黒鍵部分が分かりやすいです。



グリルカバーのみラメ入り塗装です。



撮影した画像ではラメが全てシルバーに見えますが
実際に肉眼で見た場合は角度により色々な色が見えます。
少しピンボケで撮影すると肉眼で見た時のような色が写ります。



蛇腹の内側は赤でベースボタンは白パールです。
一般的な2列ベース、4列和音になっています。



大型鍵盤式と同じ41音、120ベースですが重さは10kgを切ります。
これはボタン式の良い点ですね。
右手の操作に関しては一長一短あるのでボタン式が優れているという事はありません。
鍵盤にも良いところは沢山あります。
ネットでボタン式が鍵盤より簡単とか便利とか書いている人がいますが、
ドレミファソラシドと全音階のスケールで鍵盤式と競争していただきたいです。
鍵盤式に勝てる人は少ないでしょう。



在庫している同じメーカーの46音モデルと並べてみると大きさがだいぶ違います。
一般的なボタン式のフルサイズは右46音です。
5音違うだけで楽器の幅が5cm程度違っています。
重さでは800gの差です。
それでも鍵盤式の41音より46音のボタン式の方が小型軽量です。
鍵盤式の大型と同じ音域があれば十分と思う方は
41音のボタン式を選択すれば、より小型軽量な楽器とする事ができます。
選択の幅があるというのは良いですね。


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