内蔵マイクの取り付け ― 2020/09/23
プロのアコーディオン奏者の方から内蔵マイクの取り付けを承りました。
ベース側のマイクを取り付けているところです。
通常、ベース側はマイク1つですが増設も可能です。
酷使されたプロの楽器だけあってベースストラップがボロボロです。
新品への交換を提案させていただき、交換する事になりました。
空気もれが多いと感じていましたが、蛇腹の角の金具が無くなっており、
穴が空いていました。
プロが使う楽器は酷使されますので古くなくてもこのような事が起きる事があります。
マイクの取り付けのご依頼ですが、その他幾つかの不具合を修理させていただきました。
右手側のマイクの取り付けも完了しました。
右手側には3つのマイクが入るので鍵盤の上から下まで均一に集音できます。
楽器に内蔵するのでハウリングも起きにくくなります。
楽器にはエレキギターのようなフォンジャックが1つと、
右手とベースの音量をそれぞれ調整するボリュームが2個付きます。
外観はこれ以外に変更なしですので、外付けのマイクよりもスッキリします。
セッティングの時間も取られませんし、一緒に持って行く物も少なく済みます。
フォンジャックにワイヤレス送信機を刺せばケーブルフリーで演奏できますので
動いて演奏する方にはお勧めです。
今年の名古屋のBellows Lovers Nightでは10名のアコーディオン奏者が出演しましたが、そのうち5名の方が、当店で取り付けたこのマイクシステムを使って演奏されました。
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