リードの交換2 ― 2022/05/25
昨日リード交換を行った楽器ですが、他にも折れたリードがあるので
今日も交換作業を行いました。
リードが折れた箇所です。
昨日と違って高音部分の内側リードです。
今回は完全に折れていて先端がありません。
内側なのでリードバルブが上にあると見えませんので画像では剥がしてあります。
リードが完全に折れた時は音が出ない症状と同時に
空気が抜けるような音が出て蛇腹も少し動きます。
リードに異物が詰まった時は音が止まりますが
空気の音は出ないので症状である程度判断ができます。
今回もオリジナルと同等のハンドメイドリードと入れ替えます。
リードを交換しました。
折れた先端は楽器内を探したら出てきました。
小さな物ですがリードに挟まれば音が出なくなりますし
レジスターの機構に入れば音の切り替えに支障が出ますので
楽器内に残っているのであれば取り除きたい物です。
修理作業は完了しました。
後は楽器を閉じるだけですが、昨日書いた通り、
この楽器を分解する時に不適な改造により手間取りました。
今後のため、元々の部品と交換されていた3つの部品をイタリア製の
一般的なピンに置き換えることにしました。
画像は付いていた部品と新しく用意したピンです。
古い穴は埋めて新しいピンに交換しました。
背面なので修理痕も大きな問題にはなりません。
これで次回からは普通に分解する事ができます。
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