宝石展2022/09/08

今日は木曜で定休日です。
前から行きたかったところへ行くために名古屋へ来ました。


やってきたのは名古屋市科学館。
フジテレビではありません。 一応..



科学館のロッカーは周期律表に似た感じの作りになっています。
今日はBe、ベリリウムへ入れました。
前回来た時はゲルマニウムでした。



今日の目的はこれです。
宝石展と思っていましたが、正式名称は、特別展「宝石」でした。

驚いたのは人の多さです。
夏休みも終わって1週間経ちますし、普通の平日木曜です。
ですが、とても賑わっていてゆっくり見るのが大変なほどです。
平日だしガラガラだろうという予想は見事に外れました。
面白いのは、年齢、性別が偏っていないことです。
若い人も老人も満遍なくいますし、男女も同じです。
宝石という事だから女性が多いのかな?と思いましたが
際立ってそんな感じはありませんでした。



綺麗なアクアマリンの原石です。
上の結晶は巨大ですね。
美術展ではないので撮影し放題です。



エメラルドの原石です。
とても好きな鉱物ですが、手前のアクアマリンと同じベリルという結晶です。
不純物元素の違いで色が変わっているだけで、元の純粋ベリルは無色透明です。
最初に荷物を入れたコインロッカーのBe、ベリリウムはベリルの重要な主成分です。
つまり、最初からベリルが見たかったという事です。

ベリル原石の和名は緑柱石という名前ですが、形を見ると納得します。
私はこのような原石状態が好きです。
自然にできた結晶の形と周囲の石の中の存在感がとても美しいです。
カットされて磨かれ、貴金属の上に乗ったアクセサリーもそれはそれで綺麗ですが
個人的には原石の方に魅力を感じます。

意外ですが、それはこの会場に居る人も同じなのかも知れません。
展示の後半はカット、研磨され貴金属と合わせた作品としての
宝石になって行きますが、前半の原石や性質などを解説したところより
明らかに人が少なく、あまり時間をかけずに見ている感じがあります。
場所が科学館だからでしょうか?



特別展を見終わって、まだ時間があったので常設の方を見学しました。
丁度、テスラコイルの放電実験を行うところに間に合いました。
きちんと見るためには放電ラボという部屋に入って見ますが、
最終回の時間に間に合わなくて部屋には入れませんでした。
でも、上の階の窓から放電を見ることができます。



これがテスラコイルですが大きなコイルが2基設置されています。
この規模のテスラコイルの放電を見られるところは沢山ないと思います。



放電が始まりました。
音もしますが放電ラボから見る時より小さいです。
大きな音が苦手な人は上から見る方が良いかも知れません。
発生する電磁波を防止する為に窓には金網が張ってあります。
電子レンジの扉と同じです。



以前、放電ラボからは何度も見た事がありますが、
上から見る放電もなかなかのものです。
名古屋市科学館の個人的なイチオシです。



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