トリノへ 12008/04/26

今日は土曜で仕事も休み。天気も良さそうなの朝からトリノへ出かけました。VercelliからTorinoまでは電車で丁度1時間程度です。車窓からはあまり大した景色も見えずちょっと期待外れでした。スイス方面の山とかが見られるかと思ったのですが。
トリノ駅に着いてまずは駅構内のバールで朝食。その後、駅から出て町の中心部へ向かって歩きました。町並みや教会はVercelliに滞在していてすっかり免疫ができてしまい、思った程感動がありません。ならばと思って、Mole Antonellianaという建物へ行きました。この中には国立映画博物館が入っています。トリノ市内でも高さのある塔の様なこの建物は目立ちます。写真はこの建物ですが、写真では迫力が伝わらないですね。高さ170mほどで、途中からは急激に細くなり、ビルというよりタワーになっています。タワー部分にはエレベーターで行ける展望台があります。
タワーが見え、歩いて段々と近づくと人も増えていきます。それで、入り口まで行くと人の列ができていました。これはちょっと並ぶ気はしないな..と思い、歩いて広場の市を眺めたり、教会へ行ったりしました。広場の市はかなり大規模でした。全部見ていたら2時間はかかりそうです。教会では結婚式が終わって写真を撮っているところに遭遇しました。

途中、地図が書いてある所で、もう一つの行きたかった所、自動車博物館の場所を探していると、見知らぬオジサンが近づいてきて何か言ってきました。どうやら何処に行きたいのか聞いているみたいです。イタリアで、相手から近づいてくる人は要注意なので最初、警戒していましたが怪しい素振りは無いので警戒しつつも自動車博物館は何処?と聞くと、衝撃発言が..
今、そこは閉まっているとの事です。理由は分かりませんが。ただ、代わりに小さな展示会をやっているとの事で場所を教えてもらいました。駅の方なので帰りに寄る事にしました。
お昼も近くなったので、早めに食事をしてもう一度、映画博物館へ行ってみる作戦を決めて食事をしました。Vercelliと違ってやはり大都市は物価が高く、食事も少し高めでした。食事を終わって映画博物館に行くと、まだ列はできていましたが、これなら並んでもいいか..と思える程の長さだったので並ぶ事に。30分以内には入れると思いましたが、結局1時間かかりました。

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1時間並んでMole Antonelliana内の国立映画博物館へ入りました。入場料6.5ユーロ。展望台へ行く人は別料金です。中に入るとかなり暗いです。建物の中は中心部が大きく吹き抜けになっていて頭上にあるドーム部分はかなりの高さに見えます。ドーム部の上に展望台がありますが、そこへは建物の真ん中にあるエレベーターで行きます。そして、中央の大きな吹き抜け部分の真ん中をなんと、囲いが全く無いワイヤーだけで吊られたガラス張りの箱に乗って上下します。これは外から見ていても奇妙な光景です。乗ったら結構怖いかも?

建物全体が暗いのは、中央吹き抜け部分の一階が映画館の様になっていて、2枚の大きなスクリーンに映写しているからです。席はベッドの様に寝ながら見るようになっていて、頭の両サイドのスピーカーがあるので、館内は静かでもスクリーンに合わせて音が聞こえるようになっています。館内はゆったり見られるように人数制限しているために入場時に列ができているようです。中は非常に人が少ないですから。一階のスクリーンだけではなく、天井のドーム部分にも映像が出ます。模様が書いてあると思ったらそれも映像。時々変わります。

館内は、映画の歴史や原理、映画のポスターやセットなどが、非常に楽しく見られるように工夫されて展示しています。これは並んでまで見る人がいるのも頷けます。私もゆっくりと館内を見たり、寝ながらスクリーンを見て楽しみました。

この後は、駅の方へ戻りながら自動車展示会場へ..

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トリノ国立映画博物館から歩いて駅の方へ戻り、駅を通り過ぎてParco del Valentinoという大きな公園を暫く歩くと自動車展示会の会場へ着きました。展示会の名前はTrilogia dell'automobile Velocitaです。三部作とあるのは、内容を変えて3回行っているという事らしいです。1回目はNovecento 20世紀というテーマ、2回目はVelocita スピードというテーマで、3回目がDreamという事で2007年11月から2008年12月にかけて、トリノのエキスポセンター展示場で行われています。私が今日見たのはVerocitaです。他の20世紀や、ドリームというのもかなり興味がありますが、残念、あきらめるしかありません。
写真は展示場前の風景です。この日は本当に良い天気でした。

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この日の展示はスピードをテーマとした内容で、会場では、スポーツカー、ラリー、F1、Mille Miglia、高性能、記録、研究というゾーンに分けた展示をしていました。展示していた車は大体60台くらいだと思います。車の展示以外に、ビデオを見られる部屋が3つ用意されていました。車のメーカーは、イタリア、トリノの展示会という事でフィアット、ランチアはもちろんですが、アルファロメオ、フェラーリなどが殆どでした。
写真はMille Migliaというレースに出場した車です。手前がフェラーリで奥がアルファロメオ。どちらも超かっこいい!なんて味わいのあるデザインなんでしょう。

折角なので、この展示会でもかなり変わった存在(と、私が思った)の2車種を紹介しましょう。

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展示会でも入り口すぐのところにあり、ひときわ目を引く存在がこの車でした。
アルファロメオで、名前はBimotore。名前の通り、エンジンが二つ存在します。展示車はエンジン部のカバーが透明になっていて中が見える様にしてありました。この車、運転席を挟んでエンジンが前後に一つずつあります。多分、シャフトで前後エンジンは連結されていると思いますが、4輪駆動なのでしょうか。
エンジンは、3165ccの物が二つで合計6330ccで、馬力はトータルで540もあります。車体は1030kgしかなく、最高速度は325km/h。エンジンの塊みたいな車です。研究というテーマでの展示でしたので、市販車やレース用では無いと思います。時代は1935年です。