修復完了 ― 2020/09/16
古いイタリア製のアコーディオンの修復を行っています。
リードの錆除去、リードバルブの交換、ベースの不具合修理、
全体の調律を行い後は外観を整えて完了です。
楽器の裏にあるメーカーとモデルが記入してあるアルミ板を留めている
小さなネジにも錆が出ています。
外して磨いて綺麗にします。
ネジを磨いて取り付けしました。
小さなことですが印象が全く変わります。
ベースボタンの周囲の板は分解時に磨いたのでとても綺麗。
中身の方も綺麗になりました。
そして大事な音ですが、この楽器が持つ本来の状態になりました。
手前の袋に入った物は取り外した古いリードバルブです。
祖父が使っていた楽器という事ですが、これからも長く使って行けると思います。
良い物は手を入れて行けば孫の代でも使って行く事ができます。
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