楽器の輸送2023/07/08

当店でご購入いただいた中古楽器が経年の調律の為に戻ってきました。

お客様の家から少し距離があるので宅配便にて送られてきました。
梱包を解いてハードケースの蓋を開けた所ですが、
ここまでの工程でちょっと気になる事が..


楽器を取り出して点検すると、ベースの4カ所にある脚部の1つが
斜めに曲がっていました。
恐らく、輸送中の衝撃によるものでしょう。
予感的中です。


段ボール箱を開けて、ハードケースを開けるまでの作業で気になっていた事は
楽器の下に緩衝材が無い事です。


ハードケースの外には段ボール箱がありますが、
ハードケースより僅かに大きいだけのサイズです。
これを見た時に最初の不安がありました。


緩衝材が入る隙間はないので、ハードケースと段ボール箱の間には
何も入っていません。
せめて、ハードケースの中にきちんと緩衝材が入っていれば..
幸い、脚部が付いている板はアルミニウムなので、
変形を修正して元通りに直りました。


調律を完了して送り返す時に行った梱包です。
奥に見える届いた時の段ボール箱より大きな箱に入れて
ハードケースの中と外に緩衝材を入れています。
更に各面に目立つ表示を付けています。
これくらいやらないと安心できません。

安易に輸送事故として業者の負担で修理すると、
アコーディオンは宅配に不適という事になって、今後、通常の宅配で送れなくなります。
そもそも、梱包不足で損傷した時は業者の責任も問えません。

楽器を送る場合は下記の梱包方法をご参考ください。

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