テキトー改造 ― 2014/05/10
先日、ベースのバルブの皮が剥がれてしまった楽器の
修理の事を書きましたが、同じ楽器の改造についてです。
http://accordion.asablo.jp/blog/2014/05/10/7442434
修理の事を書きましたが、同じ楽器の改造についてです。
http://accordion.asablo.jp/blog/2014/05/10/7442434
ベースリードですが、見慣れない白い板がありました。
何だろう?と思って白い板を外してみると、赤いフェルトが出てきました。
更に、フェルトを外すと下にリードが出てきました。
この楽器はベースリードが5列ある物で、最も高音のリード列が
鳴らないようにするためにフェルトと塩ビ板で塞いでありました。
5列リードのベースでは最高音のリードが鳴ると右手側と音域が重なり
邪魔になるため、大抵はスイッチで鳴らない音を選びますが、スイッチが
少ない楽器や、スイッチのリード選択の設定によっては高音が常に鳴り続けます。
そういう場合は、高音リードが鳴らないように改造するか、
スイッチの組み換えを行います。
この楽器ではスイッチの組み換えが難しい機構ですので塞いだのだと思いますが、
フェルトで塞ぐと空気は通過するので無駄な空気を消費します。
また、強く蛇腹操作をすると鳴ってしまう事もあります。
空気の流通自体を止める処置をするのが正しい方法です。
バルブも両面テープで補修してありましたし、全体に良い状態で修理された
楽器ではありません。
年代も相当ですので、本当は大規模な修復を行った方が良いでしょう。
この楽器はベースリードが5列ある物で、最も高音のリード列が
鳴らないようにするためにフェルトと塩ビ板で塞いでありました。
5列リードのベースでは最高音のリードが鳴ると右手側と音域が重なり
邪魔になるため、大抵はスイッチで鳴らない音を選びますが、スイッチが
少ない楽器や、スイッチのリード選択の設定によっては高音が常に鳴り続けます。
そういう場合は、高音リードが鳴らないように改造するか、
スイッチの組み換えを行います。
この楽器ではスイッチの組み換えが難しい機構ですので塞いだのだと思いますが、
フェルトで塞ぐと空気は通過するので無駄な空気を消費します。
また、強く蛇腹操作をすると鳴ってしまう事もあります。
空気の流通自体を止める処置をするのが正しい方法です。
バルブも両面テープで補修してありましたし、全体に良い状態で修理された
楽器ではありません。
年代も相当ですので、本当は大規模な修復を行った方が良いでしょう。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://accordion.asablo.jp/blog/2014/05/10/7442436/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。