さよなら ひょうたん2014/05/15

昨日、無事に羽化したツマグロヒョウモンチョウの「ひょうたん」です。
http://accordion.asablo.jp/blog/2014/05/14/7451055

一晩経過しましたが特に変わった様子はありません。


放す為にケースごと外に持ってきました。
サナギの大きさから考えると、とても大きく見えます。


さあ、いよいよ旅立ちです。
羽の表はとても綺麗な豹柄です。
ヒョウモンチョウの名前の由来ですね。
ひょうたんは、羽の上部に黒、白、青の模様があるので女の子でした。
雄は全面豹柄らしいです。


ケースを上向きに開放したらすぐに飛び立つかと思いきや、
ちっとも出ようとしないので横向きに、生まれたパンジーの上に置きました。


それでもなかなか出てきませんが暫くして容器から出ました。
まだ飛び立とうとはしません。
最初にこの鉢植えに幼虫を見た時の事を思い出します。


フワっと風が吹いた瞬間、ひらひらと羽ばたいて飛んでいきました。
初めてのフライトですがあっと言う間にビルの3階まで上昇し
隣の空き地の方へ飛んで行きました。
自分も無意識のうちに追って歩き出しましたが、
ビルの裏へ回るようにして見えなくなりました。
さよなら ひょうたん..


見送りして店へ戻ろうとした時、驚いた事にひょうたんがひらひらと戻ってきました。
そして、店の正面の上の軒の部分の壁にとまりました。
ひょうたんも名残惜しいのかな..
暫く見ていましたが全く動く気配が無いので店に戻りました。


後に残った抜け殻を観察しました。
金属光沢のあった突起は透明になっていました。
中が透けて金属の様に見えていたという事でしょうか。


背中側ではなくて腹側に2つの亀裂ができて大きく開口しています。
背中がパックリ割れて出てくると思いましたが違ったようです。
確か、アゲハは背中から出た様な記憶があります。


あれから外に食事に行って戻ってきて2時間は経っていますが、
ひょうたんは、まだ店の正面の軒にいました。
鳥に食べられやしないか、ちょと心配ですが放置しておきました。
夜になって帰る時にはもう居ませんでした。

さよなら ひょうたん。
これから2週間程度で一生を終えるらしいです。
楽しい蝶ライフを..

弱い部分2014/05/15

アコーディオンでよくある損傷です。

ベースボタンが傾いています。
押し込むと引っ掛かって戻らなくなり、音が出たままになります。
一番外側になる部分のボタン(dim or 7th)が、このようになりやすい箇所です。
外周なので何かにぶつかる可能性が高い為です。
修理は難しくありませんが、何度も繰り返すとボタンが折れてしまいます。

写真の楽器はドイツブランドの中国生産品で、この部分がイタリアの一般的な
アコーディオンより弱いので特に注意が必要です。
軽量化やコストダウンと引き換えにするものがあるという事です。
アコーディオンの重さや大きさは、長い歴史の中で試行錯誤を繰り返し
現在の一般的なところに落ち着いています。
大体、37鍵盤は9~11kg、41鍵盤は11~13kgです。
軽くて小さいは魅力的ですが、極端な物は失っている物もあると思います。