第11回 monte accordion発表会2021/03/28

毎年行っているmonte accordionのアコーディオン教室の発表会を行いました。
昨年は開業以来初めて、発表会を開催しませんでした。
最初の緊急事態宣言が出され、会場自体が閉鎖された為です。
今年は第三波が収束したタイミングとなり、なんとか開催する事ができました。


会場はいつもお世話になっている名古屋市港文化小劇場です。
毎年5月に行っていましたが、4月から地震時の天井脱落対策工事が始まるため、
今年は3月末となりました。
結果論ですがこのタイミングでコロナが落ち着いたのは運が良かったです。


入り口に掲示されたポスターです。
劇場の方が作ってくれました!


今年は今までとは違うことが幾つかあります。
言うまでもなく、感染対策ですが、座席は前後左右、1つ空けています。
また、最前列は全く使えなくしてあります。
会場は350席もあり、例年の発表会でも100名程度の入場者数なので
十分なスペースが確保できています。


入り口には消毒液と大きな画面の付いた画像認識で顔を判断して
体温計測する装置が設置されていました。
さすが、名古屋市の施設だけのことはあります。
これ以外にも受付の透明板設置と、受付での連絡先を含めた記名を行いました。


9時に開錠後、反響板を設置していただいて、リハーサル開始です。
出演者についても入り口での消毒と検温を実施しました。


あっという間に午前中が過ぎ開演です。
最初の奏者の演奏が始まりました。


ステージでの奏者のマスク着用は自由としましたが、
マスク込みでコーディネイトする方も。
まさかマスクを付けて本番なんて1年前には想像もしなかった事です。


本日の最年少奏者。
小学校を卒業し、4月から中学生です。


本日の最年長奏者。
70代ですが、最近はコロナ感染を懸念してオンラインレッスンにしています。


開業以来初めてのVアコーディオン(デジタルアコーディオン)での出演。
アコーディオンの操作系を持った電子楽器なのでアコーディオンの代わりとしては
お勧めしませんが、発表会のようにずっとアコーディオンの音が続く場合、
気分転換に良いですね。
アコーディオンを既に持っている方が買い足すのであれば
面白いツールになると思います。


第一部終了です。
最近は3部構成ですが、今年は出演者が少ないので2部構成です。


休憩の後、第二部スタートです。


舞台袖です。
出演前の緊張感が漂っています。
このエリアも人数制限と距離を取るようにしてあります。


諸事情により鍵盤式からボタン式へ変わった方の演奏です。
楽器を手にしたのは昨年12月。実質3ヶ月の練習での本番です。
何故か椅子の高さが変えられなくなるトラブルがありましたが
先生が、生徒さんと新しい楽器をイメージして作ったオリジナルのワルツを披露。


最後の奏者です。 この方は発表会、初出場。
演奏順は抽選で決めているので初めての方が最後になる事も。
偶然ですが前回の発表会も初めての方が最後になりました。
しかも、楽器が同じ機種。

今回、ボタン式の方は全部で6名でした。
これは24%なので4人に1人はボタン式です。
日本の平均よりもボタン率が高いと思います。
これは最近の傾向ではなくて開業当初からあまり変化していません。
私がボタン式を使うので当初からボタン式の普及やレッスンを進めて来ました。
講師は鍵盤式奏者ですがボタン式の指導をします。
無論、ヨーロッパの教本で行いますので、独学で教えるようなやり方とは全く違います。


本日、最後の奏者は講師のアンジェロ先生です。
今年は時間に余裕があるので10分間の演奏していただけました。
例年だとこの後に合奏を行うのですが、練習や本番で密になる事を避けたので
今年はソロのみです。


閉会してホッとひと息。
生徒さんから講師に花束が贈られました。


最後は記念撮影。
今年はコロナの影響や3月という期末時期になったため、出演者も少なく
全部で25名の演奏でした。
2019年の前回は42名でしたのでかなり減っています。
なので進行は余裕を持ってできました。
前回は時間内に収めるため大変でした。

ご来場いただいた方も例年の半分程度でした。
ですが、来場者数を集めたい訳ではなくて、発表の機会を作る事が目的なので
十分に目的を果たすことができました。
いつもはこの後、打ち上げ会ですが今年はありません。
それが一番の残念という話も?

1年ブランクがありましたが今年も無事に発表会を終えることができました。
その後、ご来場者や出演した方からの感染報告はありませんでした。
来年はどのようになるか分かりませんが、5月に予定しています。
できれば打ち上げ会までやりたいところです。(そこ?)

ご来場いただいた皆様、ご出演いただいた方々、会場の運営をしてくださった会場の方、
誠にありがとうございました。
次回からも宜しくお願いいたします。