準備2025/03/12

今年もこの時期がやってきました..
毎年、3月に手作りで菓子を作っています。
という事で、明日の為の準備を始めました。

今回の材料はこれだけ。
小麦粉、バター、砂糖、卵と、シンプルです。
今回は手作り菓子の定番、クッキーをやろうと思いますが、
実は過去に一度もやった事がありません。
もっと面倒な物は色々とやったのですが..


バター2本。
片方は無塩でもう一方は普通の有塩です。
無塩の方が高いのは何でだろう..


昔なら室温で放置するのですが、今はレンジで温度指定すれば
簡単に柔らかくできます。
と言ってもこのレンジ、もう20年以上前の物です。
今は無きサンヨー製で、型落ちを安く買いました。
いつ壊れるか..


レンジで20℃指定で加熱した後に、手動でレンジ加熱を追加して
すぐにポマード状になりました。


粉糖を投入。
お菓子作りの「あるある」ですが、
入れる砂糖の分量に驚愕します。
実際、作った物は小分けに食べるから問題ないのですが..


卵2つ。
画像では分かりにくいですが、殻が僅かに青いです。


アロウカナという鶏の卵で少し青味のある殻が特徴です。
特殊な卵ですが、6個入りで一番安かったのでこれになっただけです。
多分消費期限が近いから?


卵の中身は青くありませんでした。
当たり前?


バター、砂糖、卵までは簡単に混ざります。
ここから小麦粉を少しづつ入れて攪拌します。


小麦粉を増して行くと段々と混ぜるのが重くなってきます。
勿論、機械は持っていないので手動です。
お菓子作りは筋トレになります。


全ての小麦粉を入れるとかなり固い感じになりました。
ここまで来ると手がヤバい感じになります。
明日は筋肉痛か..


できた生地を3つに分けてラップで包んで冷蔵庫へ入れて準備完了!
成型、焼成は明日。
菓子作りでは焼成とは言わないかも知れませんが、
私の前職ではこう言っていました。

成型、焼成2025/03/13

今日は木曜で定休日。
昨日作成した生地を成型して焼成(焼き)を行いました。


成型の為にクッキーの抜き型を買いました。


適当に面白そうな物を購入しましたが
袋から出してみるとこんな感じ。


そして、メインはこちら。
今回の最大の目的は、昨年、アメリカで購入した
ゾウアザラシの抜き型で作る、鳩サブレーならぬ、
ゾウアザサブレーです。
2月27日の記事にも少し書きましたが、
昨年、ゾウアザラシ見たさにアメリカまで行きました。

2箇所の野生ゾウアザラシのコロニーへ行きましたが、
そのうちの一つ、Año Nuevo State Park という所の
売店でこの抜き型を見つけて買ってきました。


型の大きさは丁度、鳩サブレーと同じ位の大きめサイズ。
9ドルでしたが、これで1400円位だからやっぱり
アメリカの物価は高い?

抜き型の形は単純なので、ただ抜いただけでは
何だか分からないでしょう。
抜き型の袋の中に絵が入っていましたが、こんな感じに
デザインできれば言う事なしなのですが..


生地を伸ばして型抜きしてみました。
押し付けるまでは簡単ですが、この後切り出すのが結構大変。
今回の生地はクッキーよりもバター率を上げたので
手で触っているとすぐに柔らかくなってきて
切り抜き作業が大変でした。


切り抜いて棚板に並べました。
目の所は型で丸い痕を付けたものと、
チョコチップ(溶けないタイプ)を入れたものと2種類作成。


初回の焼成です。
上下2段で行っています。
うまく行くか..


焼き上がりました!
棚の周囲と中央で焼け具合に多少の差が出ましたが
うまくできている感じです。
これは中段の方。


こちらは上段の方で、目にチョコチップを入れていない方です。
上段の方が焼けが強い事が分かりました。


焼成2回目。
やはり上段の方が焼けが強いので、上段を抜いて
中段のみで追加加熱して調整しました。

目はチョコチップの方が良い感じなので
2回目以降はチョコチップを採用。
合計3回の焼成を行いました。


完成した物です。
見た目はなかなかの出来です。


カタツムリの抜き型は結構気に入っています。


さて、メインのゾウアザラシは..
結構いい感じで出来ました。
できたてを食べてみましたが、バターを増やしたので
味の方もクッキーというよりサブレー? で狙い通り。


型に付いていた絵と比べると、
だいぶ可愛いい感じのゾウアザサブレーになりましたが。


大量に焼いた2/3は親兄弟に進呈して、残りはご自宅用。
保存に丁度良い入れ物がありました!

型抜きが思ったより大変でしたが、またの機会に
作ってみようと思います。