改造開始 ― 2012/10/03
当店では修理や調律以外に、改造も行っています。
鍵盤式のCavagnoloの改造を行う事になりました。
鍵盤式のCavagnoloの改造を行う事になりました。

改造の内容は、右手がMMMLのリードセットをHMMLに変えるというものです。
つまり、Mの列の一つをHに変えるという事ですね。
こうやって書くと簡単そうですが、
リードの改造に伴い、音色切り替えのスイッチも改造する必要が出てきます。
ベースのスイッチも一箇所改造する事になりました。
つまり、Mの列の一つをHに変えるという事ですね。
こうやって書くと簡単そうですが、
リードの改造に伴い、音色切り替えのスイッチも改造する必要が出てきます。
ベースのスイッチも一箇所改造する事になりました。

これが右手のリードですが、Cavagnoloはフレンチタイプのボタン式を
作る会社ですので、鍵盤式でもリードは釘留めです。
通常はロウで接着してありますが、釘で留める事で独特の音質になります。
この楽器は釘と併せてネジも使っています。
作る会社ですので、鍵盤式でもリードは釘留めです。
通常はロウで接着してありますが、釘で留める事で独特の音質になります。
この楽器は釘と併せてネジも使っています。

これがMからHへ交換するリードです。

リードを外した所です。
理屈では、ここへHリードを入れて留めればできあがりですが、
実際にはリードの大きさが小さくなりますので、このままという訳には行きません。
リードと木枠の間にあるコルクのパッキンを綺麗に取り除き、
大き過ぎる空間を狭める加工を行い、更に、新しいコルクを敷いて、
それからやっとHリードを入れる事ができます。
まあ、HからMに変更するよりは多少、楽ですけど..
理屈では、ここへHリードを入れて留めればできあがりですが、
実際にはリードの大きさが小さくなりますので、このままという訳には行きません。
リードと木枠の間にあるコルクのパッキンを綺麗に取り除き、
大き過ぎる空間を狭める加工を行い、更に、新しいコルクを敷いて、
それからやっとHリードを入れる事ができます。
まあ、HからMに変更するよりは多少、楽ですけど..
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