古いバンドネオン2013/03/02

バンドネオンの修理を承りました。


バンドネオンはネジを指で緩めるだけで簡単に分解できます。



かなり年季が入っていますので、中身の方もそれなりに傷んでいます。
サブタ皮は殆ど全て反っており硬化しています。



無理矢理、反りを直そうとしたらしく、皮の上から黒いテープで補強した形跡があります。



リードが載っている木製の台座には割れがあり、接着修理の跡があります。
合わせが適当なので割れ目が目立っています。



バルブの接着は、本来、厚い皮を介して柔軟に固定されている部分ですが、
補修された部分は接着剤で不動の状態で固定されてしまっています。



リードを外したところです。
黒いテープで補強されたサブタ皮ですが、テープは布製の様です。
一部の皮は反りを修正するために意図的に切り込みを多数入れていますが、
殆ど効果はありません。
サブタ皮は全数交換になりますね。
プレート上には赤いマジックで×ば書いてある個所がありますが、何の印でしょうか..



リードを外した内側ですが、角の部分に埃が堆積しています。
相当の年月を使用して来た物でしょう。



リードには錆が出ている個所も多数あります。
また、調律により、かなり消耗しているリードもあります。
通常の調律では何度繰り返してもそんな事にはならない筈ですが..

という訳で、これは大変な修理になりそうです。
バンドネオンは古い物を使い続けているケースが多いので
修理に来る時は大きく傷んでいる場合が多いです。



ひもの2013/03/07

今日は木曜なので定休日。
とても天気が良いので朝から、車で30分の海岸まで来ました。


西浦温泉前のビーチです。



変わったクラゲが打ち上がっていました。
よく見かけるミズクラゲではありません。



海岸へ行く途中に道路から細い看板が見える店があります。
これは根元から見上げていますが、幹線道路からはてっぺんの
三角形の部分だけが見えます。



細い道路を入って行くと店があります。
ここは「名物屋」という干物の店です。



店の向かいには干物を干す場所があります。



フェンス越しに干物が見られます。



寄ってみると、イカや魚の開きが干されているのが分かります。



名物屋ですが、本格的な干物から海老せんべいまで色々な物が売っています。
ここでお勧めは、この「ベッコー姿焼」です。
これを食べると他の干物が残念な感じになります。
干物というと固いイメージがあって、炙って食べるという人もいると思いますが、
この商品はそのまま食べても柔らかくておいしいです。
ご飯のおかずになりそうな位。



原材料、シンプルです。
ベッコー姿焼、お勧めです。
今日は、姿焼と海老せんべいを買って帰りました。
そして、このあとは仕事しました..

名物屋へお出かけの方は下記をご参考ください。
http://www.gamagori.jp/souvenir/detail_47_1_10_0_0.html



春かな2013/03/10

先日、店内の鉢植えの事を書きました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2013/02/27/6835326


その鉢植えに新芽が出てきて小さな葉らしき物がつきました。


外の鉢植えのミニバラにも新芽が出てきました。


隣の鉢の撫子には花も..
春ですね。

バンドネオン修理開始2013/03/11

先日、バンドネオンの修理が来た事を書きました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2013/03/02/6835330

そのバンドネオンの修理に取り掛かります。


リードバルブは反りと硬化が酷く、全部交換する必要がありそうです。


複数のリードが一枚のフレームに載っているのがバンドネオンの特徴の一つですが、
フレームには何かのチェックが書き込まれています。
調べてもよく分かりませんでしたので、過去の調律作業中に
書かれたものかも知れません。

皮を剥がしたところです。
このリードセットが右に6枚、左に6枚ありますので、
アコーディオンより小さい楽器ですが、調律やサブタ皮の交換は結構大変です。
蛇腹の押し引きで異なる音程が鳴るダイアトニックタイプですので、
対になっているリードの長さが違います。


左はサブタ皮を交換したもので、右は元の状態です。
全く違いますね。
まだ調律ができるまでにはまだ時間がかかりそうです。


真の物語2013/03/12

スーパーで、かのハッピーターンのチーズ味という商品を発見しました。

という訳で、買ってみました。
10%増量との事ですし..


食べた感想ですが..
結論、普通のハッピーターンが良い!
でした。
あれは完成された物、と思いました。

深読みすると..
メーカーも通常の物が良いのは承知で新しい味を販売。
私の様な衝動買いである程度の利益が出る。
やっぱり普通のやつがいい..と、もう一度通常の物を買う人がいるかも?
味を変えるだけなら設備投資もそんなにかからない。
これが真の「ちょこっとチーズ味~誕生物語~」だったりして。
パッケージの裏面には書けませんね..