ちょっと買物 ― 2014/01/17
仕事中に、どうしても必要な部材が発生し、
急遽、買物に出かけました。
急遽、買物に出かけました。

という訳で、大須です。
地下鉄で2区間なので自転車でも行けますが寒いので止めました。
地下鉄で2区間なので自転車でも行けますが寒いので止めました。

やってきたのはここです。
大須と言えば大抵、電子部品を買いに来ますが今日は違います。
1階はゲーム関係で、2~4階まで模型関係が入っています。
中に入ると、色々と欲しい物が沢山あるので危険地帯です。
大須と言えば大抵、電子部品を買いに来ますが今日は違います。
1階はゲーム関係で、2~4階まで模型関係が入っています。
中に入ると、色々と欲しい物が沢山あるので危険地帯です。

ついでに..
天津甘栗で有名な今井総本家へ寄り道。
甘栗以外にも袋入りの焼き菓子や豆類が豊富です。
天津甘栗で有名な今井総本家へ寄り道。
甘栗以外にも袋入りの焼き菓子や豆類が豊富です。

そして..
その向かいにある大須名物、栗子焼へも寄り..
その向かいにある大須名物、栗子焼へも寄り..

これが今回の戦利品。

戦利品その2

取り敢えず、栗子焼、食べました!
仕事しないと..
仕事しないと..
安くて軽い楽器 ― 2014/01/17
アコーディオンは他の楽器と比較してエントリークラスが高価です。
また、自分で支える楽器としては重量があります。
ですので、軽くて安いという楽器があれば初心者にとって理想的に見えるでしょう。
そんな、軽くて安い楽器の修理が来ました。
中国で生産されている楽器で、鍵盤式、ボタン式、48~120ベースと、
広い範囲での商品展開をしている物で、普通の楽器店でも取扱いしている物です。
(ブランドはヨーロッパで、生産国は表示されていません。)
修理に来たのは、
ベースボタンの戻りが悪くなり、演奏中に音が出たままになる状態が頻発するという物です。
仕方なく、使っている方はベース部分に覆いをして鍵盤側だけを使っていたそうです。
また、自分で支える楽器としては重量があります。
ですので、軽くて安いという楽器があれば初心者にとって理想的に見えるでしょう。
そんな、軽くて安い楽器の修理が来ました。
中国で生産されている楽器で、鍵盤式、ボタン式、48~120ベースと、
広い範囲での商品展開をしている物で、普通の楽器店でも取扱いしている物です。
(ブランドはヨーロッパで、生産国は表示されていません。)
修理に来たのは、
ベースボタンの戻りが悪くなり、演奏中に音が出たままになる状態が頻発するという物です。
仕方なく、使っている方はベース部分に覆いをして鍵盤側だけを使っていたそうです。

ベースの裏蓋を外したところです。
ベースボタンの出ているところの板が湾曲しているのが分かるでしょうか?
この楽器のユーザーは高齢者で、けして力持ちではありません。
通常の使用で曲がったものと思われます。
この部分の板は厚さ1.5mmのアルミニウム板を曲げ加工して作られています。
一般的なイタリア製の楽器では8mm程度の厚さの木の板です。
厚い木材より軽くできると思いますが必要な強度が確保できません。
ベースボタンの出ているところの板が湾曲しているのが分かるでしょうか?
この楽器のユーザーは高齢者で、けして力持ちではありません。
通常の使用で曲がったものと思われます。
この部分の板は厚さ1.5mmのアルミニウム板を曲げ加工して作られています。
一般的なイタリア製の楽器では8mm程度の厚さの木の板です。
厚い木材より軽くできると思いますが必要な強度が確保できません。

ベースメカニックが簡単に全て取り出せるタイプなのですぐに分解できます。
ボタンが傾いている箇所があります。
ボタンが付いている軸を見ると分かりますが大変薄いです。
厚さ僅か0.6mmの板状のスチール部材です。
なので特定の方向には簡単に曲がってしまいます。
一般的なイタリア製の楽器では直径2.5mmのアルミニウム合金の丸棒でできています。
やはり薄い板材は軽く作れますが強度が不足します。
ボタンが傾いている箇所があります。
ボタンが付いている軸を見ると分かりますが大変薄いです。
厚さ僅か0.6mmの板状のスチール部材です。
なので特定の方向には簡単に曲がってしまいます。
一般的なイタリア製の楽器では直径2.5mmのアルミニウム合金の丸棒でできています。
やはり薄い板材は軽く作れますが強度が不足します。

ベースボタンの後ろに繋がる板状部品が細い穴を貫通している部分です。
ベースメカニックが簡単に全て取り出せるタイプの楽器では、スチールの薄板と
アルミニウムのメカボディに空いた細い穴が接触する構造になっています。
ボタンを押す度に金属同士が摺れる場所ですが、ひとつのボタンで2箇所、この様な場所があります。
何度もベースボタンを押す事で金属同士が摺れて削れた粉が堆積します。
金属同士なので削れて行くのだと思います。
削れると穴が広がりブレが出ます。
金属同士なので指に伝わる感触もザラっとしています。
油脂を付けても効果は一時的ですし、埃や削れた粉を付着させてかえって悪い状態になる事も。
鉛筆を板材に擦り付けて黒鉛を潤滑材にするというのを聞いた事がありますが、
そんなものはすぐに効果が失われるので、その場しのぎです。
イタリア製の一般的な楽器では、ボタンの後にあるアルミ合金の棒は、
最終的に木の部品に受けられます。
また、その受ける部分は1箇所です。
もう一箇所は、ボタンの周囲の木材とボタン(樹脂)が擦れ合います。
高級器にはボタンの周囲にフェルトが貼ってあり、木材と接触しないようになっています。
アルミニウムと木材は潤滑材なしで滑らかに動き、どちらもすぐに削れてしまう事はありません。
軽い楽器は魅力的ですが、色々と犠牲にしている部分があるという事を知った上で
選択肢の一つとして考える事が必要です。
安くて軽い楽器が、高くて重い楽器と同じなら誰も重い楽器は買わないでしょうし、
アコーディオンが生まれて今までの年月の間に淘汰された事でしょう。
今、売られている大半のアコーディオンの標準的な重さ、大きさ、音域のバランスは
訳があってそうなって来たという事は少し考えれば想像できます。
安くて軽い楽器だけでなく、小さいのに鍵盤数が異様に多い楽器もしかり..
何かを犠牲にしています。(主に発音。弾き難いというのもありますが..)
軽いと言っても同じ音域の楽器であれば1kg前後しか違わないでしょうし、
安いと言っても20万前後はしますので、金額としては、けして安くはありません。
楽器を選ぶ時はまず、よく分かる人に相談してみましょう。
そして、専門店で楽器に触れてみる事です。
ここから宣伝。
軽くはありませんが比較的安価で一般的なイタリア製の楽器と同じ構造の楽器がございます。
26~41鍵盤、ボタン式のラインナップがございます。
発音、操作感、耐久性の全てが中国製よりも良く、価格は大きく変わりません。
新品ですので、古い中古より綺麗でガタや空気漏れも無く、安心して使えます。
ご興味ございます方はmonte accordionまでお気軽にお問合せください。
ベースメカニックが簡単に全て取り出せるタイプの楽器では、スチールの薄板と
アルミニウムのメカボディに空いた細い穴が接触する構造になっています。
ボタンを押す度に金属同士が摺れる場所ですが、ひとつのボタンで2箇所、この様な場所があります。
何度もベースボタンを押す事で金属同士が摺れて削れた粉が堆積します。
金属同士なので削れて行くのだと思います。
削れると穴が広がりブレが出ます。
金属同士なので指に伝わる感触もザラっとしています。
油脂を付けても効果は一時的ですし、埃や削れた粉を付着させてかえって悪い状態になる事も。
鉛筆を板材に擦り付けて黒鉛を潤滑材にするというのを聞いた事がありますが、
そんなものはすぐに効果が失われるので、その場しのぎです。
イタリア製の一般的な楽器では、ボタンの後にあるアルミ合金の棒は、
最終的に木の部品に受けられます。
また、その受ける部分は1箇所です。
もう一箇所は、ボタンの周囲の木材とボタン(樹脂)が擦れ合います。
高級器にはボタンの周囲にフェルトが貼ってあり、木材と接触しないようになっています。
アルミニウムと木材は潤滑材なしで滑らかに動き、どちらもすぐに削れてしまう事はありません。
軽い楽器は魅力的ですが、色々と犠牲にしている部分があるという事を知った上で
選択肢の一つとして考える事が必要です。
安くて軽い楽器が、高くて重い楽器と同じなら誰も重い楽器は買わないでしょうし、
アコーディオンが生まれて今までの年月の間に淘汰された事でしょう。
今、売られている大半のアコーディオンの標準的な重さ、大きさ、音域のバランスは
訳があってそうなって来たという事は少し考えれば想像できます。
安くて軽い楽器だけでなく、小さいのに鍵盤数が異様に多い楽器もしかり..
何かを犠牲にしています。(主に発音。弾き難いというのもありますが..)
軽いと言っても同じ音域の楽器であれば1kg前後しか違わないでしょうし、
安いと言っても20万前後はしますので、金額としては、けして安くはありません。
楽器を選ぶ時はまず、よく分かる人に相談してみましょう。
そして、専門店で楽器に触れてみる事です。
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軽くはありませんが比較的安価で一般的なイタリア製の楽器と同じ構造の楽器がございます。
26~41鍵盤、ボタン式のラインナップがございます。
発音、操作感、耐久性の全てが中国製よりも良く、価格は大きく変わりません。
新品ですので、古い中古より綺麗でガタや空気漏れも無く、安心して使えます。
ご興味ございます方はmonte accordionまでお気軽にお問合せください。
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