バルブ交換もう一丁 ― 2014/02/06

古い国産のアコーディオンです。
40年程度は経っているでしょうか。
メーカーでは修理打ち切りになっている製品です。
バルブ材交換のために全ての鍵盤を外しました。
40年程度は経っているでしょうか。
メーカーでは修理打ち切りになっている製品です。
バルブ材交換のために全ての鍵盤を外しました。

全開の記事ではフェルトと皮でしたが、この楽器はスポンジと皮です。
スポンジは柔らかいので作成時の位置決めがアバウトにできますので、
量産に向きますが劣化が早く、劣化後の影響も大きいです。
国産の低価格なアコーディオンで使われた事がありますが、
海外ではHOHNERで採用された楽器があります。
写真はバルブの皮を剥がした(剥がれた)後の物です。
フェルトと違い、薄く潰れてボロボロになっています。
スポンジは柔らかいので作成時の位置決めがアバウトにできますので、
量産に向きますが劣化が早く、劣化後の影響も大きいです。
国産の低価格なアコーディオンで使われた事がありますが、
海外ではHOHNERで採用された楽器があります。
写真はバルブの皮を剥がした(剥がれた)後の物です。
フェルトと違い、薄く潰れてボロボロになっています。

こちらは皮の方です。
使用中に剥がれてしまった箇所もあります。
使用中に剥がれてしまった箇所もあります。

鍵盤の後端の下にあるクッションとしてのスポンジも
劣化していますので交換しました。
この部分に後からフェルトなどを重ねて貼ってある楽器は要注意です。
バルブ材の劣化による鍵盤の上がりをごまかす為に鍵盤下の高さを上げて
鍵盤のストロークを見かけ上、少なくしている手抜き修理です。
そういう楽器はバルブ材の交換が必要になりますので後で大きな出費となります。
見分けが難しい場合は鍵盤の高さを見れば分かります。
通常、最高音と最低音の白鍵の脇にあるボディーより鍵盤は低くなっています。
鍵盤が上がっている場合はボディーより高くなっています。
そういう楽器は何か訳があって鍵盤が元の状態よりかなり高くなっている証拠です。
良い状態ではありませんので、中古を買う場合はチェックする事をお勧めします。
劣化していますので交換しました。
この部分に後からフェルトなどを重ねて貼ってある楽器は要注意です。
バルブ材の劣化による鍵盤の上がりをごまかす為に鍵盤下の高さを上げて
鍵盤のストロークを見かけ上、少なくしている手抜き修理です。
そういう楽器はバルブ材の交換が必要になりますので後で大きな出費となります。
見分けが難しい場合は鍵盤の高さを見れば分かります。
通常、最高音と最低音の白鍵の脇にあるボディーより鍵盤は低くなっています。
鍵盤が上がっている場合はボディーより高くなっています。
そういう楽器は何か訳があって鍵盤が元の状態よりかなり高くなっている証拠です。
良い状態ではありませんので、中古を買う場合はチェックする事をお勧めします。

バルブ材をフェルトと皮に交換しました。
スポンジではありませんので位置調整が難しいですが、
交換すれば離鍵ノイズが減り、空気漏れが減り、深さも適正になります。
スポンジではありませんので位置調整が難しいですが、
交換すれば離鍵ノイズが減り、空気漏れが減り、深さも適正になります。
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