パリ祭2日前2015/11/05

円頓寺秋のパリ祭2015 まであと2日になりました。


今日は木曜で定休日ですが、
先日作製したmonte accordionブースの背面部の仕上げ作業を行っています。

たった180cm×180cmのブースですが、
その範囲で、見栄え、設営の簡便さ、運搬の事、安全性..など、
色々と考慮しながら進めています。


円頓寺秋のパリ祭2015 1日目2015/11/07

今年で3年目となる、円頓寺秋のパリ祭に
今年も参加させていただきました。
今年は以前より1ヶ月ほど遅い開催となりました。



8:45、会場です。
開始時刻は11時ですので、まだ普段と変わらない商店街です。
今年のブースの位置はこの辺りです。
今日は曇りですが、雨は大丈夫そうです。




丁度、円頓寺の正面です。
最初のパリ祭の時の位置に近いです。




車から少しずつ荷物を降ろして、何度も往復して設営終了しました。
初年はテントがあったのでブースらしくできましたが、
昨年からはテント無しなので、昨年の反省を踏まえて、
位置を主張できるディスプレイにしました。
準備していたパネルも綺麗に決まりました。



綺麗に見えるブースも裏面はこの通り。
下の台になっている所はアコーディオンを運んできた
空になったハードケース。
隙間には持ち物とか備品が突っ込んであります。
基本、裏は見ないという事で..




今年の位置は裏側は円頓寺、表は呉服屋さんです。
ガラスの大きな面があるので音がよく反射されそうです。



隣のブースは、今までに演奏でお世話になった事がある
バイク店の「しっぽ屋」さん。
知っている人が隣だとちょっと安心。
扱うバイクはイタリアのべスパがメインです。
ウチも扱うのは大半がイタリア製のアコーディオン。
この近辺、微妙にイタリア祭です。
アコーディオンもべスパもフランスでよく使われているから大丈夫!



11時、パリ祭開始です。
既にかなりの人が来ています。



monte accordionのブースもデモ演奏開始。



暫くすると、今日のゲスト奏者である田ノ岡三郎さんが目の前にやってきて
演奏のリハを始めました。
実は、正面の呉服屋さんは路上演奏の会場になっていて、
決まった時間にゲストの演奏があるのです。



田ノ岡さん、リハの後に当店ブースで演奏してくださいました。
いつも盛り上げていただき、ありがとうございます。



路上演奏が始まりました。
田ノ岡三郎さんのアコーディオンソロです。
この間は、当店でのデモ演奏は停止です。



当店ブースではレッスンに来ていただいている生徒さんの
助っ人演奏もあります。
2日間を自前演奏だけでこなすのは大変なので助かります。
これは小学生のプレイヤーの演奏です。
習って2年目でパリ祭デビュー。



小学生プレイヤーだけあってかなり注目されています。



こちらも助っ人プレイヤーさんです。
なんと、北海道から駆けつけてくれました。
当店でアコーディオンを買っていただいたお客様です。
演奏のみならず、観客への対応など営業的お手伝いもしていただき、
本当に助かりました!



当店で講師をしていただいているアンジェロさんも応援に来てくれました。
今年は2日ともスケジュールが空いているとの事で、
沢山演奏していただけました。
さすが、プロ奏者だけあって立ち止まる人がみるみる増えて行きます。



アコーディオン体験コーナーも大人気。
体験用に小さな楽器を持って行きますが、
それでも抱える事ができない子供さんにはこうやって、
正面から触って音を出してもらっています。
大音量が出る不思議な箱に興味津々です。



アンジェロさんの演奏に犬も真剣に聴いています。
円頓寺パリ祭は、小さな子供と犬の来場率が高いと思います。



本日のもう一つのゲスト、フレンチちんどん「華乃家」さんです。
こうやって商店街を演奏しながら練り歩きです。



ブース正面の路上演奏では、田ノ岡さんと華乃家の奏者、
猪俣福人さんのダブルアコーディオンライブもありました。



昨年より1ヶ月開催時期が遅くなったので、あっと今に暗くなりました。
それでもお客さんは沢山来ています。



アンジェロさんの演奏でダンスホール化する一幕もありました。
これはヨーロッパの雰囲気あります。
裏が円頓寺とは思えません。



今年は18時終了という事で、あっという間に初日終了。
ブースも撤収して普段の商店街に戻りました。
今日はなんとか雨は降りませんでしたが、明日は配です。
アーケードなので屋根はありますが、ブース背面部分には
屋根が無いので雨が吹き込む可能性があります。



円頓寺秋のパリ祭2015 2日目2015/11/08

円頓寺 秋のパリ祭2015、2日目です。
昨日の記事はこちらです。




円頓寺商店街、8:30です。
パリ祭開始は11時なのでまだ閑散としています。



11時、パリ祭開始です!
が..
今日は雨。
3回目のパリ祭で初めての雨です。
商店街にはアーケードがあるので雨は避けられますが、
屋根はブースの設置位置の後ろ部分までです。
雨が真っ直ぐ下に落ちれば問題なしですが、
吹き込みがあるのでテント必須です。
隣のブースは雨の為、出店無しで妙な感じです。

2日前に雨を予感してAmazonにてテント発注。
昨晩、パリ祭終了後に佐川急便の営業所まで取りに行って、
なんとか間に合いました。
因みに、昨晩はパリ祭撤収後、食事、佐川、銭湯、モンテアコーディオンと
巡回し、店で寝ました。



そんな訳で、テントは今朝、取り出して初、設営。
雨の吹き込みがあるので大きなビニール袋を切って、
周囲を囲みました。
雨の中、馴れない作業になりましたが、レッスンに来ていただいている
お客様が手伝ってくれましたので大変助かりました。



雨のパリ祭となりましたが、朝から元気に演奏です。
今日も昨日から引き続き、フレンチちんどん「華乃家」さんが
終日、演奏をしています。
今日は、monte accordionのブースの前で立ち止まって演奏してくださいました。
しかも、大きな声で宣伝までしていただきました。




それだけではなくて、自前の小型アコーディオンと、
ブースでデモ演奏に使っていた大型アコーディオンを交換して、
デモ演奏までしてくれました。
これには感動しました。
お気遣い、ありがとうございました。



ブースでの演奏は今日もレッスンに来ていただいている方の
助っ人演奏があり、私はかなり楽をしています..
雨で心配しましたが、昨日にも負けないほどの賑わいです。



昨日に引き続き、アンジェロさんにも演奏していただきました。
プロの演奏は人垣ができます。



パリ祭へ遊びに来ていたアンジェロさんの友人のソプラノ歌手の
突然の競演にお客さんもビックリ。
私もその声量にビックリしました。
なんて豪華なデモ演奏でしょう。



今日も、定期的に向かいのライブステージで演奏があります。
今日のゲスト奏者はザッハトルテさんです。
アコーディオン、チェロ、ギターの3人編成のグループですが、
名古屋で隔月ライブを行なっている事もあり、ファンが沢山います。
ライブが始まると人垣で見えない程です。
演奏が終わると次の会場へ移動して演奏しますが、
奏者の移動と共に、人の大移動が伴うという感じで、
人気ぶりがよくうかがえます。

今回、2日間でアコーディオン奏者のゲストが3組です。
それにプラスして、アマチュアアコーディオン奏者による演奏、
モンテアコーディオンのデモ演奏という事で
パリ祭ですが、アコーディオン祭りとも言えます。



夕方になっても雨が続いていますが、人の波も続いています。
体感的には昨日より人が多い感じがします。

アンジェロさんの演奏も続いていますが、偶々、近くを通り掛った
アンジェロさんの友人でギタリストの望月雄史さんが
演奏に参加してくださいました。
なんて豪華なデモ演奏なんでしょう。



そして..
偶々通り掛かった演奏中のお二人の友人でバイオリニストの悠情さんも
飛び入りで演奏に加わるという信じられない状況に。



贅沢過ぎます..
しかも無料..
プロ奏者の皆様のお気遣いとご協力、誠に感謝いたします。
楽しい時間をありがとうございました。



雨の日曜の夕方ですが、こんなに沢山の方々に
monte accordionのブース前へ来ていただけました。



暗くなる頃には何故か、オスカルとバットマンが
目の前の呉服屋さんに現れました。



パリ祭終了30分前ですが、まだブースに訪れてくれる方がいます。
今日も沢山の方にアコーディオン体験をしていただけました。



18時に終了し、撤収が終わったところです。
雨はまだ降っており、アーケードから駐車場までの
荷物運搬の往復で結構濡れてしまいました。

今日は雨でしたが沢山の方がパリ祭へ来場されました。
私も2日間、大変楽しく過ごさせていただきました。
monte accordionのブースへご来場のお客様、
パリ祭を企画運営してくださったスタッフの皆様、
演奏のお手伝いをして盛り上げてくださった皆様、
誠にありがとうございました。
ブログ上で大変失礼ですが、この場を借りてお礼申し上げます。



さて、雨の撤収後、店で荷物を降ろして、レンタカーを返却して
店に戻ってきました。
今から皆様に差し入れしていただいた物でパリ祭の無事終了を
祝して宴です。
パリ祭中にも差し入れを頂いてその場でコソコソと飲食した物もありますが、
ブースから長時間離れられないので大変助かりました。
それ以外で持ち帰った物がまだこんなにありました。
皆様、本当にありがとうございました。



そして、今から家に帰る気力と体力も無く、
明日は通常営業ですので、2日連続ですが店で寝ます。
来年もパリ祭で多くの方にお会いできると嬉しく思います。



ダイアトニックの調律2015/11/10

ダイアトニックアコーディオンの調律を承りました。



ダイアトニックは偶にしか修理が来ません。
使い方が限られる楽器なので愛好者が少ないのでしょう。
一般的なアコーディオン(クロマチック)があれば代用できますので、
敢えてダイアトニックを使う人は少数派という事でしょうか。



調律が悪いという事で中を開けましたが、ご覧の通りです。
薄い皮製のリードバルブが大きく反っている箇所が幾つかあります。
一番外の列だけですので、蛇腹に干渉したのでしょう。
これは位置関係や寸法の設計ミスか、リードバルブの
選定が悪い事が原因と思います。

リードの木枠にはペンで書いた文字と鉛筆で書いた文字があります。
ペン書きの方は製造時の物でしょう。
筆跡がヨーロピアンです。
鉛筆の方は、直下のリードの音名が書いてあります。
これは日本で書かれた物と思います。
輸入された後に調律をした事があるという事でしょう。



リードの木枠の位置を固定させる為の小さな木製のストッパーが
ずれた位置で接着されています。
これは製造時からと思いますので、作りが荒いです。
フランス製ですが、単価が安い小型アコーディオンですので、
丁寧な仕上げは望めないというところでしょうか。



リードを留めているロウにヒビ割れがあります。
楽器は古くなく、ロウの劣化はありませんので、
強い衝撃によるものと思います。
楽器を落としたのかも知れません。



リードの木枠の下部にある空気が出入りする穴の部分ですが、
貼ってあるスウェードのパッキンの施工が雑です。
僅かですが空気漏れが起きると思います。



リードの木枠と楽器本体の空気穴にズレがあります。
開口が狭くなりますが音は出ます。
こういうアコーディオンは高級品でも常です。



ベース側のリードの木枠を取ると、下に紙片が..
何かと思いましたが、これは意図的に音を止めているようです。
この楽器はmaj の和音しか出ないので、
短調の曲を弾く事もできる様に3度の音を止めて、
2和音にしているものと思われます。



リードの木枠を固定する金具のベースになる部分ですが、
寸法が悪く、固定がきちんとできていませんでした。
仕方がないので削っています。



小さなダイアトニックアコーディオンですが、きちんと調律する為には
小さな不具合を全て取り除く必要があります。
調律と言っても、音程を合わせるだけでは意味がありません。
早くて安い調律はそれなりです。



ひらだい22015/11/12

先月、平鯛という魚を食べた事を書きました。



今日はその第二弾。



今日の材料です。
前回と同様、近所のSEIYUで購入したヒラダイです。
前回とほぼ同じ大きさで197円でした。
この魚、カタカナの手書きでヒラダイと書いてありますが、
平鯛で調べると、正しくは「ヘダイ」と言う様です。
実はヒラダイという別の魚かも知れませんが..

その他の材料は、缶入りのホールトマト、ドライトマト。



そして、プチトマトに、トマトジュース。
トマトずくしです。
四角い物は、一緒に頂くフォカッチャです。
アンジェロさんに頂いた物です。
というか、これを頂いたのでヒラダイ調理決定!
という流れです。



前回のアクアパッツアと同じ手順で焼いて行きます。
大きなフライパンに一杯のサイズです。



火が適当に通ったら裏返し。
綺麗に焼けています。



両面火が通ったら、ドライトマト、プチトマトを入れて
白ワインを加えて煮立たせます。



アルコールが飛んだらホールトマトとトマトジュースを入れて
スープ状に仕上げます。
今回は、ズッパディペッシェ風に仕上げました。
通常はこれに貝とか海老が入りますが今回は鯛だけです。



調理で使ったワインですが、残りは一緒に頂きます。
スペイン産の超安ワインです。



前回同様、クセのない白身でとても美味しいです。
頂いたフォカッチャと共に楽しみました。