空気ボタンの謎2020/10/20

大型アコーディオンの調律を承りました。


これはベース部分ですが一般的な物とちょっと違います。
通常6列あるボタンが7列もあります。
そして、この楽器はフリーベース(クイントシステム)です。


ベースメカニックもかなりの複雑機構。



ベースレジスターの動きに問題があるので修理します。



まずは分解。



そして清掃。
分解清掃はメンテナンスの基本です。



この楽器、他にもベース部分に他と違う機構がありました。
ベースボタンの一番端の角にあるボタンは和音が鳴らずに
空気ボタンになっています。(赤い矢印)
ですが、一般的な空気ボタンも付いています。(黄色矢印)
つまり、空気ボタンが2つあります。
ボタンが2つあるだけではなく、バルブ機構と空気穴も2つあります。
ただ、何の為かは分かりません。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
迷惑書込み対策です。
下欄に楽器の名前をカタカナ(全角)で入力下さい。
当店は何の専門店でしょうか?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://accordion.asablo.jp/blog/2020/10/20/9334961/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。