マイクの取り付け2021/08/10

アコーディオンへ内蔵するマイクの取り付けを承りました。
6月にもマイクを取り付ける記事を書きましたが同じメーカーの物です。

このマイクですが2009年の開業当初から取り付けを開始しました。
現在までに56台のアコーディオンに取り付けた実績があります。
今日は57台目。


とても綺麗な楽器です。
内蔵マイクの右手側はグリルカバーの内側に入ります。
この楽器のように透かし部分が多い場合、取り付けたマイクが
目立ってしまわないような工夫が必要です。
グリルカバーには音量調整のツマミやシールドを刺すジャックが付きますが、
目立たないこと、違和感のない配置、内部の部品との干渉を考慮する必要があります。
上の画像は取り付け前に部品を置いてみて色々な事を確認しています。
取り付け前のこの作業がとても重要です。


これが実際のマイクの部品です。
今回はマイクユニットがSennheiser製のプロ仕様の物を取り付けます。
配線や基盤などグリルの隙間から見えないように工夫する必要があります。


グリルカバーの裏面に基盤を取り付けますが、カバーの裏にはメッシュが貼ってあります。
このメッシュ自体の貼り付けが経年で弱くなっているので、
まずはこの部分を修理してからという事になります。


無事にマイクを取り付けできました。
これは右手側なのでベース側も取り付け作業を順次行って行きます。