フレンチボタンの販売前整備 ― 2022/12/04
フランス製ボタン式アコーディオンをご購入いただける事になり
販売前の整備を行っています。
該当機種はこれです。
販売前の整備を行っています。
該当機種はこれです。
内部の点検整備の為にリードを取り出したところです。
新品であっても必ず問題があるので隅々まで点検します。
新品であっても必ず問題があるので隅々まで点検します。
Maugeinのアコーディオンは全て塗装仕上げです。
表面がとても滑らかで綺麗に塗装されているので樹脂製と
思う方もいるかも知れませんが、中から見るとこの通り、
内側は無塗装で木そのものです。
殆どのアコーディオンは外観がどんな風であっても木でできていますが
過去には樹脂や金属の物も少数ありました。
表面がとても滑らかで綺麗に塗装されているので樹脂製と
思う方もいるかも知れませんが、中から見るとこの通り、
内側は無塗装で木そのものです。
殆どのアコーディオンは外観がどんな風であっても木でできていますが
過去には樹脂や金属の物も少数ありました。
この楽器はフレンチタイプのボタン式なのでリードは釘留めされています。
殆どのアコーディオンではリードは蝋(ろう)で接着されています。
フレンチボタンは釘留めする事で独特なキレのある音を得ていますが
中には外観がフレンチでもロウ留めリードの物もありますので
フレンチの音質が欲しくてフレンチボタンを選ぶ場合は注意が必要です。
販売する方も説明責任があるでしょう。
殆どのアコーディオンではリードは蝋(ろう)で接着されています。
フレンチボタンは釘留めする事で独特なキレのある音を得ていますが
中には外観がフレンチでもロウ留めリードの物もありますので
フレンチの音質が欲しくてフレンチボタンを選ぶ場合は注意が必要です。
販売する方も説明責任があるでしょう。
ハンドメイドリードがとても丁寧に釘留めされています。
木枠とリードの間には薄いコルクが挟んであります。
全てのリードを点検し、必要があれば調整し、問題がある箇所は直します。
この楽器は初期の調整が比較的良好なので調整が必要なリードは
沢山ありませんでした。
楽器によっては新品でも半数以上のリードを調整する事も普通にあります。
木枠とリードの間には薄いコルクが挟んであります。
全てのリードを点検し、必要があれば調整し、問題がある箇所は直します。
この楽器は初期の調整が比較的良好なので調整が必要なリードは
沢山ありませんでした。
楽器によっては新品でも半数以上のリードを調整する事も普通にあります。
点検の為、背面パネルを外しました。
フレンチタイプのアコーディオンでは、右手の音の切り替えスイッチは
背面にあるので、この部分に機構が入っています。
フレンチタイプのアコーディオンでは、右手の音の切り替えスイッチは
背面にあるので、この部分に機構が入っています。
よく見ると、スイッチを支持している板のネジが外れかけています。
スイッチを取り外してみると、ネジを受ける木の部分が割れていました。
木のパーツに丁度、木の節があるように見えます。
接着と補強を行い修理と再発防止としました。
何も問題がなく感じられても念のため、パネルを外して点検するという事が
とても重要である事を改めて痛感しました。
木のパーツに丁度、木の節があるように見えます。
接着と補強を行い修理と再発防止としました。
何も問題がなく感じられても念のため、パネルを外して点検するという事が
とても重要である事を改めて痛感しました。
右手のリードを外した本体側ですが、スイッチ操作で開閉するシャッターが
僅かですが全開になっていません。
僅かな事なので実際に音への影響があるかどうかは不明ですが
気になるので全開になるように調整します。
この部分の調整不足は頻繁に見られます。
中にはかなり酷い場合もあります。
リードを本体から外し、スイッチ操作を繰り返してみないと
判断できない部分です。
僅かですが全開になっていません。
僅かな事なので実際に音への影響があるかどうかは不明ですが
気になるので全開になるように調整します。
この部分の調整不足は頻繁に見られます。
中にはかなり酷い場合もあります。
リードを本体から外し、スイッチ操作を繰り返してみないと
判断できない部分です。
ベース側のリードを外し、同様に点検、調整をして行きます。
ベースリードも綺麗に作られており、調整もよくできています。
ですが、修正はゼロではありませんでした。
ですが、修正はゼロではありませんでした。
ベース側には音の切り替えが無いので開閉するシャッターはありませんが、
木枠と本体の穴が完全に一致しておらず、全開になっていなかったので
木枠を加工して完全な状態に合わせます。
これも実際に音への影響があるかどうかは不明ですが、
完全な状態でお渡ししたいので必要があれば加工も行います。
木枠と本体の穴が完全に一致しておらず、全開になっていなかったので
木枠を加工して完全な状態に合わせます。
これも実際に音への影響があるかどうかは不明ですが、
完全な状態でお渡ししたいので必要があれば加工も行います。
ベースリードの木枠を加工して位置を合わせたので
木枠を連結している金具の穴がズレてネジ留めできなくなりました。
ネジ穴を空け直して対応します。
全ての修正、修理が完了した後、最後に全体の調律を行います。
MMの波の速さはお客様のご希望に合わせて再調整してお渡しします。
これにより大きく楽器の印象が変わりますのでとても重要な作業です。
当店では新品、中古に限らず、全ての楽器でお客様と打ち合わせの上
調律を行っています。
有名メーカーの新品楽器ですが、販売前に行う事はとても多いので
すぐにお持ち帰りできない事はご了承ください。
木枠を連結している金具の穴がズレてネジ留めできなくなりました。
ネジ穴を空け直して対応します。
全ての修正、修理が完了した後、最後に全体の調律を行います。
MMの波の速さはお客様のご希望に合わせて再調整してお渡しします。
これにより大きく楽器の印象が変わりますのでとても重要な作業です。
当店では新品、中古に限らず、全ての楽器でお客様と打ち合わせの上
調律を行っています。
有名メーカーの新品楽器ですが、販売前に行う事はとても多いので
すぐにお持ち帰りできない事はご了承ください。
木目ダブルチャンバー ― 2022/12/06
イタリア製の木目ボディーのアコーディオンが入荷しました。
メーカーはMORESCHIというところです。
創業100年を超える老舗です。
ボディーは本体の素材を活かした木目になっています。
創業100年を超える老舗です。
ボディーは本体の素材を活かした木目になっています。
41鍵盤、HMML、MLチャンバーです。
リードは勿論、ハンドメイドです。
MMの波の速さは普通程度ですが、これはお渡し前に任意に調整します。
鍵盤はアイボリー、スイッチや黒鍵は木目になっています。
リードは勿論、ハンドメイドです。
MMの波の速さは普通程度ですが、これはお渡し前に任意に調整します。
鍵盤はアイボリー、スイッチや黒鍵は木目になっています。
ベースは120で、リードセットは5列、スイッチは7個あります。
ボタンはアイボリーで蛇腹の中もアイボリーです。
蛇腹の外の部分は木目に合わせて焦げ茶です。
ボタンの両脇に三角の穴があるので音の抜けが良くなっています。
ボタンはアイボリーで蛇腹の中もアイボリーです。
蛇腹の外の部分は木目に合わせて焦げ茶です。
ボタンの両脇に三角の穴があるので音の抜けが良くなっています。
重さは実測11.2kgと、このクラスとしては軽量にできています。
ボタン式の1ダブルチャンバー、120ベースと同じ位という感じです。
カタログやWeb上のアコーディオンの重さ表記は誤差がとても大きいので
重さを重視する方は必ず、実測値で比較するようにしてください。
軽い事を理由に選ぶ人がいる事を分かっていて、軽めに表示している
メーカーがありますので。
ボタン式の1ダブルチャンバー、120ベースと同じ位という感じです。
カタログやWeb上のアコーディオンの重さ表記は誤差がとても大きいので
重さを重視する方は必ず、実測値で比較するようにしてください。
軽い事を理由に選ぶ人がいる事を分かっていて、軽めに表示している
メーカーがありますので。
送られてきた箱にメーカーの古いポスターの縮小レプリカが沢山入っていました。
メーカーの創業は1910年ですが、このポスターはもう少し後の物と思います。
レプリカではないオリジナルの物をメーカーへ行った時に頂いてきました。
今もmonte accordionの店内に掲示しています。
現在のMORESCHIはイタリアの大きなリードメーカーがグループ会社です。
現在、リードを自社で内製しているメーカーはありません。
MORESCHIは、リードの調達で余計な費用が掛かっていない分、
楽器が安く作れますし、同じ金額なら他社より良いリードを使えます。
楽器を選ぶ時、盲目的に有名ブランドを選ぶのは良い選択ではありません。
特に80万円以下の価格帯の物ではメーカーが有名でも
コストダウンの影響が大きく、見た目と名前だけという楽器があります。
楽器を選ぶ時、どんなリードが使われているか?という事を
もっと考えた方が良いです。
勿論、きちんと整備されている事、販売後のサービスの事も重要です。
メーカーの創業は1910年ですが、このポスターはもう少し後の物と思います。
レプリカではないオリジナルの物をメーカーへ行った時に頂いてきました。
今もmonte accordionの店内に掲示しています。
現在のMORESCHIはイタリアの大きなリードメーカーがグループ会社です。
現在、リードを自社で内製しているメーカーはありません。
MORESCHIは、リードの調達で余計な費用が掛かっていない分、
楽器が安く作れますし、同じ金額なら他社より良いリードを使えます。
楽器を選ぶ時、盲目的に有名ブランドを選ぶのは良い選択ではありません。
特に80万円以下の価格帯の物ではメーカーが有名でも
コストダウンの影響が大きく、見た目と名前だけという楽器があります。
楽器を選ぶ時、どんなリードが使われているか?という事を
もっと考えた方が良いです。
勿論、きちんと整備されている事、販売後のサービスの事も重要です。
鍵盤の修理 ― 2022/12/14
製造から40年以上経過していると思われるEXCELSIORの修理を
承りました。
不具合は2つあり、1つは鍵盤を押していない状態で
音が出たままになっている空気漏れの症状と、
鍵盤の先が折れたという症状です。
承りました。
不具合は2つあり、1つは鍵盤を押していない状態で
音が出たままになっている空気漏れの症状と、
鍵盤の先が折れたという症状です。
音が出たままの所は一番高い音の黒鍵です。
鍵盤を押した感触も何か変な感じでしたので
取り敢えず分解してみました。
すると、該当の黒鍵の下に何かある事が分かりました。
鍵盤を押した感触も何か変な感じでしたので
取り敢えず分解してみました。
すると、該当の黒鍵の下に何かある事が分かりました。
異常のある黒鍵と隣の問題のない黒鍵を外してみました。
左は問題がない物で、右は問題の黒鍵です。
問題のある方は鍵盤の下にあるアルミニウムの両サイドの
木の部分がなくなっていて、鍵盤を戻すバネもありません。
バネが無ければ鍵盤は戻らず、先にあるバルブも開いているので
音が出たままになるのは当然です。
左は問題がない物で、右は問題の黒鍵です。
問題のある方は鍵盤の下にあるアルミニウムの両サイドの
木の部分がなくなっていて、鍵盤を戻すバネもありません。
バネが無ければ鍵盤は戻らず、先にあるバルブも開いているので
音が出たままになるのは当然です。
それで、鍵盤の下にある「何か」を見てみると..
これはスポンジの塊が2つです。
これはスポンジの塊が2つです。
スポンジの塊を取り出しました。
何かの理由で黒鍵のバネが取れ(多分折れた)、
修理の為にスポンジを下に入れてバネの代わりとした、
という感じでしょうか?
スポンジの復元をバネの代わりにしたという事と思いますが
明らかに押した感触が変わってしまいますし、
暫く使うと劣化して戻りが悪くなる事は予想がつきます。
このような修理方法を考えつく事がある意味、凄いと思いました。
どこで誰が行ったのか分かりませんが、発想は凄いです。
でも、これは修理とは言えません。
何かの理由で黒鍵のバネが取れ(多分折れた)、
修理の為にスポンジを下に入れてバネの代わりとした、
という感じでしょうか?
スポンジの復元をバネの代わりにしたという事と思いますが
明らかに押した感触が変わってしまいますし、
暫く使うと劣化して戻りが悪くなる事は予想がつきます。
このような修理方法を考えつく事がある意味、凄いと思いました。
どこで誰が行ったのか分かりませんが、発想は凄いです。
でも、これは修理とは言えません。
鍵盤下には大量の埃があります。
スポンジの下にもあるので、スポンジでの修理をした時に
埃の除去は行わなかったのでしょう。
黒鍵にはバネを取り付けて調整し、きちんと動くようになりました。
この例は極端ですが、ネットではアコーディオンなどの修理を
行った事を書いて、修理しました..というSNSなどを見かけます。
不具合が無くなれば修理完了という事と思いますが、
正しく修理しなければ後に問題が出ます。
素人修理、思いつきの方法では長くもたなかったり、
楽器に別な問題を起こす事もあります。
自分で修理してハイできました、というものではありません。
スポンジの下にもあるので、スポンジでの修理をした時に
埃の除去は行わなかったのでしょう。
黒鍵にはバネを取り付けて調整し、きちんと動くようになりました。
この例は極端ですが、ネットではアコーディオンなどの修理を
行った事を書いて、修理しました..というSNSなどを見かけます。
不具合が無くなれば修理完了という事と思いますが、
正しく修理しなければ後に問題が出ます。
素人修理、思いつきの方法では長くもたなかったり、
楽器に別な問題を起こす事もあります。
自分で修理してハイできました、というものではありません。
もう一つの不具合、鍵盤の先が折れたという部分です。
幸い自身で接着修理などしていない状態で、破片もあるので
これは良い事です。
幸い自身で接着修理などしていない状態で、破片もあるので
これは良い事です。
接着修理しました。
少し跡が見えますが引っ掛かりなどはなく、殆ど目立ちません。
このような破損では時々、自分で接着修理してから
持ち込まれる事がありますが、一旦接着剤が入ってしまうと
綺麗に修理する事が難しくなりますので、そのまま持ってきて
いただけると助かります。
少し跡が見えますが引っ掛かりなどはなく、殆ど目立ちません。
このような破損では時々、自分で接着修理してから
持ち込まれる事がありますが、一旦接着剤が入ってしまうと
綺麗に修理する事が難しくなりますので、そのまま持ってきて
いただけると助かります。
鍵盤の高さにバラつきが出ているので併せて修理しました。
鍵盤の先が折れるという修理は偶に来ますが
古い楽器でバルブ材の劣化により鍵盤が深くなったものを
白鍵先端の下にあるフェルトを厚くして対処した事が
原因になる場合があります。
これを行うと鍵盤の先端に負担が掛かるので折れる事があります。
これも間違った修理によって起きる事例の一つです。
修理というのは不具合の症状を収める事ではありません。
症状が消えれば修理できたという事にはなりません。
鍵盤の先が折れるという修理は偶に来ますが
古い楽器でバルブ材の劣化により鍵盤が深くなったものを
白鍵先端の下にあるフェルトを厚くして対処した事が
原因になる場合があります。
これを行うと鍵盤の先端に負担が掛かるので折れる事があります。
これも間違った修理によって起きる事例の一つです。
修理というのは不具合の症状を収める事ではありません。
症状が消えれば修理できたという事にはなりません。
鍵盤の修理を完了し、元に戻したところです。
これで演奏できますが、実際には調律などにも問題があります。
その部分は特に問題視していないようですので、
今回はこのままお返しとなりました。
これで演奏できますが、実際には調律などにも問題があります。
その部分は特に問題視していないようですので、
今回はこのままお返しとなりました。
フランスのアコーディオン ― 2022/12/16
発注していたアコーディオンがフランスから届きました。
アコーディオンはこんな風に段ボール箱に入って届きますが、
箱のダメージが目立つので中が心配です。
箱のダメージが目立つので中が心配です。
底の角部分の潰れが気になります。
大体、イタリア、フランスから来る物はこんな事になっています。
大体、イタリア、フランスから来る物はこんな事になっています。
実際、楽器にダメージがある事もあります。
取り出した中身です。
フランス、Maugeinのアコーディオンです。
箱の中は無事でした!
フランス、Maugeinのアコーディオンです。
箱の中は無事でした!
右手49音、MML、Lチャンバーという仕様。
リードはイタリア製ハンドメイドで、もちろん釘留めです。
フレンチの特徴ある音は釘留めでなければ出ません。
ボタンはミラータイプです。
パッと見では分からないですが黒鍵の音は微妙に
金色にしてあります。
ベースは96ボタン。
こちらは全てシルバーのミラーです。
一般的にフレンチタイプはベースが3列、コードが3列ですが
この楽器は2列ベースで作りました。
蛇腹は遠くから見ると黒のように見えますが、
中はこんな風にしました。
蛇腹内デザインは候補から自由に選択可能で、
オプション扱いにはなりません。
在庫のライトブルーメタリックの楽器と並べてみると
大きさの違い、色の違いが分かります。
在庫の方は49音、MMです。
MMLでLチャンバーになった分、サイズが大きくなっています。
色はフランスのスポーツカー、ALPINE A110と同じにしました。
Maugeinは塗装仕上げなので、どんな色でも作成可能です。
単一色であれば色のオーダーで割り増しにはなりません。
オプションで塗り分けやオリジナルデザインの塗装にも対応します。
音域は49音で、在庫のMMと同じです。
なので、楽器の縦の長さは同じです。
Lリードが付いた事と、シングルチャンバーになっている事で
厚さがかなり増えています。
見た目に大きくなりましたが、重さは9.6kgで、10kg以下です。
チャンバーがある事を考えるとかなり軽量です。
この楽器ですが、かなり高価です。
Maugeinは MM → MML → MMLチャンバーと、仕様が変わると
加速度的に価格が上がっていきます。
それでも、ハンドメイドリード釘留め、任意色の塗装仕上げ、
任意の蛇腹内デザインなどは標準価格に込みなので
楽器の仕様や操作感、発音、音色を考えれば妥当と思います。
とは言え、高額な楽器を写真や仕様だけで発注するのは
博打になってしまいますので、この楽器はデモ用として入れました。
ご来店いただければ試奏する事ができます。
Cooperfisaボタン式入荷 ― 2022/12/23
イタリアから新しいアコーディオンが届きました。
このところ発注していた楽器が届く事が続いていますが、
いつも年末はこんな感じです。
大抵、予定より遅れて届きますが年末に集中する事が多いです。
年内に仕事を完了して休暇に入りたいというところでしょうか?
届いた楽器はイタリアCooperfisaの物です。
店頭在庫用として発注していました。
アコーディオンメーカーは在庫を持たないので全てオーダーです。
なので、店頭在庫も新規オーダーも費用は変わりません。
納期は掛かりますが、自分仕様で新たに発注する事で
費用が高くなる事はありません。
有料オプションを選択した場合や、為替レートの変動による
価格の変化はあります。
それと、年を超えると価格更新があります。
値上げですね。
届いた楽器です。
フレンチタイプのボタン式で、色はセルロイド張りの白で
装飾が入れてあります。
右49音、MML(チャンバーなし)。
ハンドメイドタイプリードの釘留めです。
ハンドメイドタイプリードの釘留めです。
ボタンは黒鍵の音が青にしてあります。
Cooperfisa伝統の花柄装飾が入っています。
メーカーロゴはペイントタイプでラインストーンの装飾入りです。
ベースは96ボタンで4セットリードです。
ボタンは全て青にしてあります。
蛇腹は外が白で中は青です。
本格的なフレンチタイプなのでリードは釘留めです。
リードはハンドメイドタイプになっています。
楽器の重さは実測9.8kg。
49音のMMLですが、37音の鍵盤式と同じ位の重さです。
楽器と共に小さな枕が箱に入っていました。
サンタ柄です!
この小さな枕はずっしり重くて、枕ではありません。
以前にも頂いた事がありますが、これはお米です。
イタリアの高級米Carnaroliです。
Cooperfisaのある北イタリアのVercelliはお米処なのです。
私がCooperfisaで修理を習っていた時は丁度、田植えの時期で
蚊もたくさん居ました。
冬休みはリゾットを沢山作る事にします。
素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました。
最近のコメント