ロメオの演奏2008/04/20

今日は日曜ですが昼近くまで寝ていました。昨日の帰りが深夜だったのもありますが、今日もまた、先週の日曜に行ったTVショーに行くからです。ロメオに一緒に行こうと誘われたので行きますが、その前にVercelli市内でちょっとしたコンサートがあるけど、それも行く?と言うので同行しました。

ちょっとしたコンサートって何か分かりませんが、16時にロメオが迎えに来たので車に乗って会場まで行きました。場所は何処?と聞いたら警察とか言っているので、警察主催のイベントか何かかと思いました。会場はセミナリオから歩いて行けるような場所で、Pazza Giuseppe Mazziniという木々の綺麗な広場の横でした。建物には立派な扉が付いています。後で地図で調べましたが、ここはVercelli警察本部でした。ロメオに付いて中に入りましたが、別に警察官も見当たらず、超豪華な部屋の建物でした。二階の会場と思われる場所へ入ると、若い4人の女性がダンスの稽古をしていました。音楽無しでカウントだけで練習していましたが、ロメオが持ち込んだシーケンサーを会場のアンプにつないで音楽付きの練習となりました。この時、会場左右に二つあるアンプ付きスピーカーが片方しか鳴らなかったのですが、私が電源に原因がある事をつきとめて、コンセントを変えて無事ステレオになりました。どうやらこのダンスとシーケンサーの伴奏に合わせてロメオのアコーディオンで演奏するという出し物のようです。演奏曲は全部で4曲で全部タンゴでした。

リハも終わり、ダンサーも引き上げて二人で会場にいると、とてもきちんとした格好で割と年齢が高めの客が少しずつ会場へ入ってきました。主催者と思われる人と、Vercelli市長さんも現れ、私はロメオに紹介されました。私は、単なるイベントだと思っていたので、カジュアルな服装で、とても場違いな感じでした。ただでさえ外国人で目だっているのに..
そして、このイベントはコンサートではなくパーティーでした。ダンスとロメオの演奏はパーティーの余興だったのです。パーティーの趣旨はきちんと理解できませんでしたが、ロメオの説明によると身体障害者の人の為のものらしいです。会場に、1人車椅子に乗った方がいましたので、その人が主役のようです。

パーティーが始まり、色々な人がマイクで挨拶をして、いよいよダンスの時が来ました。先ほど練習していたダンサーがきちんとした格好で現れ、ロメオも楽器を持ってスタンバイです。と、そこで思わぬ役が回ってきました。なんと、シーケンサーの操作をしてくれというのです。曲名は全てイタリア語で書いてあるし、10行程の液晶画面には曲名リストが沢山並んでいて、演奏曲はその中の4つで、しかも位置はバラバラ。練習の時に、なんとなく手伝って操作していたので一応覚えていますが、本番で違う曲でも出したらエライ事です。が、やるしかなさそうなので、引き受けました。
ダンサーとロメオが会場の中央に行き、スタンバイしました。私はロメオの顔を見て、合図を待ちます。1曲目の選曲は既にしてあるので、スタートを押すだけです。ロメオが顔で合図を出したのでボタンを押して無事、目的の音が出てホッとしましたが、後3曲あります。ダンサーは先ほどの練習の時よりかなり緊張して動きが硬くなっているのが素人の私にもわかりました。ロメオは余裕でアドリブパートの部分もキメています。1曲目が終わって拍手です。この間に、間違い無い様に次の曲を選びます。再び、ロメオの方を凝視して合図を待ちます。合図を確認してスタート。二曲目も無事に始まり、ホッとしている時に、ロメオがこちらを見て声を出さずに口真似だけで何か訴えています。あの..私、日本人なんですけど..普通の会話でも聞き取りが大変なのに、口を読めと?演奏中なのでジェスチャーも無しです。
でも、状況と顔つきを判断して、これは音量を上げろという意味か?と思って、指で上を指すジェスチャーをしてみると頷くので、やっぱりと思い、ミキサーの音量を徐々に上げていきました。ちなみに、ミキサーの操作は教わっていないし、沢山あるチャンネルのどこにシーケンサーが繋がっているかなど、何も聞いていないのです。でも、リハのときにアンプの音が出なかったので、このときに自分で接続を確認し、ミキサーのチャンネルも把握しており、すぐに対応できました。何が後で役にたつか分からないものです。その後の2曲も選曲、スタートはうまく行き、音量は自分の判断で調整しました。表舞台では無いですが、ドキドキの本番でした。会場やパーティー参加者の雰囲気がかなり上級でしたので冷や汗ものです。それにしても、それなら事前にちゃんと打ち合わせしようよ..ロメオ!
ダンスの後は、ロメオがソロを2曲ほど演奏してパーティー途中でしたが会場を後にしました。終わった後、車の中でBene engineer!(良いエンジニア)と言ってくれましたが、ほんとに焦りました。ロメオは、アンプを通しての伴奏にマイク無しの生音だったので、ちょっと疲れているようでした。
次は、1時間ほど運転してTV局です。

Festa in Piazza2008/04/20

下からの続きです。
先週の日曜にも行きましたが、今週も午後8時半からのTV番組、Festa in Piazza の出演です。先のパーティー会場からCooperfisaへ向かい、楽器を載せ変えて、待ち合わせていたアコ奏者のアンドレアと一緒にTV局へ向かいます。先のパーティーが予定より長く演奏したので、アンドレアは1時間近く待っていたようです。途中で高速道路のインターで待っていたアコ奏者のクリスティアーノも同乗し、4人になりました。
TV局へ着いて先週と同じように局内のBARでビールを飲み、放送開始時間を待ちました。着替えが終わったロメオとアンドレアもBARに来て、常連の観客ファミリーと話ながら待ちました。ここへ来ると色々な人に知り合えて楽しいです。

放送開始時間になり、スタジオの席へ移動しました。先週と同じように、オープニングはロメオ、アンドレア、クリスティアーノのイタリアカラー3色アコ演奏と女性ボーカルです。番組内容も同様で、ダンスと音楽によって構成されています。写真は番組途中の、観客がスタジオに流れ込みダンスをしているところです。一番奥の壇上に、左からアンドレア(緑鍵盤アコ)、女性ボーカル、ロメオ(白ボタンアコ)、クリスティアーノ(赤鍵盤アコ)で並んで演奏しています。もっと大きく撮りたいのですが、スタジオという事であからさまにカメラで撮る事もできず、携帯で撮っているのでこれが限界です。

この日は、ロメオのソロ演奏が番組中でありました。演奏曲はチャルダシュです。立奏で、かなり崩した激しい演奏で、歩きながら観客席まで上ってきたりして、すごい派手なパフォーマンスです。お客さんも大盛り上がり。TV番組でアコのチャルダシュ演奏も日本ではまず無いと思いますが、そういう曲でこんなに盛り上がるステージを放送する番組は絶対無いでしょう。こんな番組があるイタリアが羨ましい。

番組は11時半に終わり、今日も深夜の真っ暗なセミナリオへ帰ってきました。昨日も夜中だったし..週末、夜遊びが普通になってきた。