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昨日、位置決めと調整を行ったバルブをロウで固定しました。ロウでの固定は機能維持と併せて、外観を美しく仕上げる必要があるので、なかなか難しいですが、最初にファブリツィオが仕上げてくれた見本に近くなるように、やり方も含めて同じ工程を繰り返しました。午後には作業が終了し、検査してくれたリラにはパーフェット！と言ってくれました。その後、同様の作業をベース側でも行う為、ベース部分の分解をしました。
ところで、今日はシモーネの発案でランチはみんなでピザを食べに行く事になっていました。

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さて、お昼になり作業を終えてピザを食べに出かけました。
私と、シモーネとファブリツィオの３人で、アルファロメオに乗って出発しましたが．．
近くのBARで停車。よくわからないままに二人についてBARに入りました。訳を聞くと、事務のエリーザはお昼の時間が３０分違うので、ここで待つという事です。それで、何を飲む？と聞かれたので、いつものセリフ、あなたは？と聞き返すと、カンパリというので、やはり、いつもの通り、じゃあ私も．．
という、いかにも日本人らしいやりとりをしました。まあ、私の場合、こういう時に普段のイタリア人は、どうするのか？という興味がある事と、同じ事をして普通のイタリア人経験をしたいという意図があります。という訳で、３人でカンパリで乾杯．．となりました。
ちなみに、これは仕事中の昼休みであり、ファブリツィオは運転もします。これもきわめて普通のイタリア人感覚のようです。
日本人感覚でいくと非常識なのですが、ある意味、これは個人の管理がしっかりしているから生まれる自由なのだと思います。つまり、正常な判断ができないような飲み方をする人は皆無で、きちんと酔わない範囲を認識し、それを守っているからできるという事です。誰かが無茶をして事故があれば恐らく、規制されるでしょう。一見、自由きままなイタリア人という印象ですが、その裏にはきちんと自己管理している部分があると思います。私自身は飲酒運転に対して許容しているという考えは無いので誤解無きよう．．
ちなみに喫煙に関しては行政が日本より進んでいて、飲食店、たとえBARであっても完全禁煙となっています。喫煙自体は多い方だと思います。みなさんBARの外で吸っています。日本も早くそうして欲しいところです。

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カンパリを飲んでいるうちに、ランチア イプシロンに乗ってエリーザとリラが来ました。揃ったところで、シモーネお勧めのピザ屋へ．．
ところが、理由は分かりませんが休業でした。仕方が無いので別のピザ屋へ行きました。さて、注文ですが、メニューには物凄い種類のピザが載っています。良く分からないので、この地方の特産の物というと、ゴルゴンゾーラと言うのでそれにしました。一種のブルーチーズで、青カビ入りのやつですね。皆さん、ここでもビールというので、私も付き合いました。もちろんピッコラです。シモーネとファブリツィオは小ではなく中を飲んでいました。この二人はピザもひと回り大きいやつです。私には普通サイズでもかなり苦しいのですが。
ちなみに、普通ピザを食べる時はワインではなく、ビールなのだそうです。また、今までイタリアの旅行で見た時は、ピザを食べる時に皆さんナイフとフォークで手掴みはしていませんでしたが、その食べ方は女性がする方法で、男は手で食べるという事です。多分、私が旅行で見るのは観光地での出来事というのがあると思います。普通の生活の中でのイタリア人男性はピザは手掴みという事らしいです。まあ、これもイタリア全土では無いのかも知れませんが。