空気漏れ修理22010/08/27

先日、空気漏れの修理を承ったという記事を書きました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2010/08/23/5335802

あれから、バルブ本体の清掃、フェルトと皮の張替えを行い、
バルブの取り付け後、鍵盤の高さを調整して組み付ける作業を行いました。
その後、鍵盤にかなりのガタツキが出ていたのでこれを修正する作業を行いました。
ここまでに4日間を費やしました。定休日の木曜も使っていますので..
その甲斐あって、下記の写真の様に美しくバルブが蘇りました。
(フェルトの色が白から赤になりましたけど..)

右手が終わったところで蛇腹のシール(パッキン)を交換しました。
付いていたのはオリジナルではなく、一度は交換されている物だと思いますが、
元々あったシールを剥がした後の下地処理がイマイチでしたので、
その部分からやり直して、新しいシールに交換しました。(両面)

右手のバルブは新しくなりましたが、左はまだそのままです。
全部やらないと意味がありませんので、左側にかかります。
バルブはベースメカニックの一番底ですので、まずは分解から始めます。
分解中にパーツの破損を発見しました。
このような箇所が2箇所ありましたので、分解しつつ修復しました。

バルブのフェルトは虫食い被害がありませんでしたが、
空気ボタンのストッパーのフェルトは接着剤を残して食われています。

ベースメカニックを全て外してスッキリ。
バルブがやっと触れます。

取り外したバルブです。それなりに傷んでいます。
これはフェルトなしで皮が直接貼ってあるタイプでした。

今日はここまで..

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