Bellows Lovers Night in Nagoya 20122012/04/15

今年もcobaさんが主催するアコーディオンの祭典、
Bellows Lovers Night が、横浜、名古屋、神戸にて行われました。
今日は名古屋の公演です。
毎年、店をお昼過ぎに閉めてお手伝いに行っていますが、
今年は第三日曜という事で定休日でしたので、余裕を持って楽屋入りできました。

お昼からリハーサルが始まり、出演者ごとに順次リハを行います。
写真は最終セッションのリハ風景です。
今年もmonte accordionの講師2名が出演させて頂ける事になり、
また、レッスンに来て頂いているお客様のバンド出演もあり、
リハーサルをフォローさせて頂きました。
出演者は全員、ステージに立ってリハをしますが、ステージモニターの音と、
客席で聴く音は全然違います。
なので、客席で聴いてPAに指示を出さないと良い音にならないのです。
実際、リハをやっている出演者はモニターの音で満足し、OKと言うのですが、
表側は全然NGなので、自分と関わりのある出演者のリハでは
都度、指示を出させて頂きました。
殆どの出演者のリハーサルを見させて頂きましたが、
勉強になる事が沢山あります。


全員セッションのリハが始まったのは開場時間少し前です。
この時間には会場の前に立ちました。
まだチケットをお渡しできていない方の取り置き分を渡す為です。
開演少し過ぎまでここに立っていました。


開演しました。
ここまで来ると一安心。
会場に着いてからここまで6時間、ほぼ立ったままでしたので
肉体的にもちょっと一安心。
後は撮影係りです。


当店で講師をしてもらっている ひらおありえさんと、森元学さんのコンビ、
「グランデピッコラ」の演奏です。
Bellows Lovwes Night では、バンド形式の演奏が多いので
アコーディオン2台のシンプルな形式の演奏を楽しみにしている人も多いと聞きます。
シンプル故に誤魔化しが利かない演奏は結構大変です。


こちらは当店で講師をしてもらっているアンジェロさんの演奏です。
今年は、ギター、ベースを入れたトリオでの演奏。
パーカッションが無い分、個々の楽器の音が際立ちます。

余談というか、宣伝ですが..
こういうステージでは生音での演奏は難しいので、マイク取りになります。
アコーディオンはマイク取りが難しい楽器です。
スタンドマイクを立てると両側にマイクが立ち、見た目の問題と、
蛇腹の動きや体の動きに対するマイクとの距離の変動が問題になります。
また、楽器から遠いのでハウリングにも注意が必要です。
別の方法として、アコーディオンにフレキシブルパイプの付いたマイクを
取り付ける方がいますが、音の出る範囲が広いアコーディオンの場合、
最低2本付ける必要があり、ベースも入れると3つ付ける必要があります。
見た目が悪くなる事と、配線が煩わしいという問題が出ます。

グランデピッコラの2人とアンジェロさんは、アコーディオン専用の
内蔵マイクを楽器に入れています。
今回、Bellows Lovers で、リハーサル、本番を通して、色々な方の
集音を実際に見てきましたが、内蔵マイクの素晴らしい働きを再確認しました。
マイクを通してのステージ演奏が多い方にはお勧めです。
ご興味ある方は下記をご覧ください。
http://accordion.asablo.jp/blog/2009/08/19/4621981
http://accordion.asablo.jp/blog/2010/02/01/4883998
http://accordion.asablo.jp/blog/2011/01/25/5658792
http://accordion.asablo.jp/blog/2012/02/15/6426445



全ての出演者の演奏が終わり、ラストのセッションです。
これが流れると、ああ今年も終わったなあ..と思います。
最近、微妙に年末の紅白を見ている気分になります。


昨年に引き続き終演後、会場出口で募金を行っていました。
東日本大震災の被災地へ送られるとの事です。