捨てないで..2012/09/14

鍵盤が取れてしまった古い楽器の修理を承りました。

点検するまでもなく、鍵盤が一つ無くなっているのが分かります。
外れた物を付けるだけだから簡単!と、思っていましたが、
なんと、取れた部品は既に無いとの事..
楽器を人に貸したら鍵盤が外れてしまい、外れた物はもう要らないだろうと
捨ててしまったらしいです。

古い楽器は同じ部品が手に入りませんし、同じ部品があっても変色で
色合いが合わなかったりしますので、外れた部品は必ず取っておきましょう。
同じ年代の同じ機種の同じ場所の部品でも、形が合わない場合もありますので。
仕方なく、ジャンク品から同じ様な部品を外して使う事にしましたが、
ピッタリと嵌る筈もなく、手作業で加工と合わせを繰り返して修理しました。

修理依頼は、鍵盤ですが、
グリルカバーの飾りのメッキパーツが浮いているのに気付きました。


この角度から見るとよく分かります。
遠方からの修理依頼でしたので、これも直しておきました。


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