思い出の品22013/07/23

古い国産アコーディオンの修理を開始しました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2013/07/21/7180060



鍵盤ですが、元の位置よりもかなり高くなっています。



グリルカバーを外したところです。
青木という印が押してあります。
バルブには皮のみでフェルトがありませんでした。
なので、鍵盤が高くなった原因はフェルトの劣化や虫食いではありません。



鍵盤からバルブを繋ぐ金属棒が変形した事が原因と思われます。



一番端の鍵盤を修正しました。
これが元の位置です。
かなりの差があります。



清掃と修正の為に鍵盤を外しました。
かなり埃が堆積しています。



鍵盤の下にも埃がゴッソリ。
古い楽器は低価格な物でも鍵盤は木でできています。
最近の安い楽器は全てプラスチック。
しかも、軽量化を優先するため、鍵盤は薄くできています。
その為、操作したときのフィーリングが悪く、タッチした時の薄っぺらなノイズも出ます。