before after2011/11/11

先日、ブログ記事にさせて頂いた古いアコーディオンの修理が完了しました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2011/10/31/6266114
記事でも書きましたが年代なりの色々な不具合が出ていました。

修理前と後の外観です。


外観上は、蛇腹留め、ベースストラップ調整ダイアル、グリルカバーとそのネットを
修復したので、その違いが見られると思います。
清掃と磨き、ロゴの塗装などもしたので違いが見えるかも知れません。
外観以外にサブタ皮の調整やリードの錆除去、調律を行っていますので、
音に関する部分も良くなっています。
この楽器の年代ですと、バルブのフェルトや皮の交換も時期に来ていますが
今回は行わず、鍵盤高さを揃えるだけにしました。

これだけの修理ですので、それなりに費用はかかっています。
中国製の同等品が買えるような金額ですが、元が良い楽器ですので、
使う金額が同じ位でも修復後の楽器としてのレベルは低価格な楽器を
明らかに越えています。
良い楽器は古くて修理に費用がかかってもを修復を行う価値がある
場合が多いと思います。
逆に、整備が不十分な楽器は例え高級な物でも安い新品の方が
ずっと弾きやすいですし、上達の妨げになる事も無いと言えます。

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