ビンテージの再生82012/04/04

70年以上前のアコーディオンの修復をしています。
前回の記事はこちら。
http://accordion.asablo.jp/blog/2012/03/28/6467354


鍵盤側の発音関係の修復を行った後に、幾つかの短期間の別件修理を
行っていたのでまた少し遅れてしまいましたが、ベース側の発音関係の
修復を行っています。
これはベースリードですが、サブタ皮は反りが激しく出ています。
この為、演奏するとゴボゴボ、ガサガサというノイズが出ています。


先日のブログに向かい合ったサブタ皮がクロスしている状態の記事を書きました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2012/04/02/6482355

この楽器もベースリードの間隔が狭い箇所があり、
サブタ皮の先端が向かいのリードブロックに寄りかかっていたり、
サブタの先端がくっついている物もあります。
これは正に、サブタkiss!(なんのこっちゃ..)

で、このままではダメなので全部取り外して、新しい皮に交換します。


ベースのリードブロックを外して行くとかなりショックな出来事が..
全部で3つのリードブロックがありますが、小さい方から2つ目まで外し
一番大きいブロックを外すためネジを外し、ブロックを掴んで持ち上げようとしても
ビクとも動きません。
古い楽器ではくっついている事があるので強めに引っ張ったり、
傾けたりしてもやっぱり動かない..
おかしいと思ってよく観察すると、このブロックだけ本体に接着されていました。
いかにも外せそうなネジ止め部分のデザインだったので全く予想外です。
この事実はショックです。
ここからの作業は本体に付けたまま行う必要がありますので。


本体にブロックが付いたまま、リードを外しました。
サブタが外れてブロック側に落ちている箇所もありました。

古いサブタを外し綺麗に掃除したリードです。


ベースリードの外したサブタ皮です。
奥にあるリードは取り外せた方のリードブロック2つ。


リードをブロックに戻してロウで接着しました。
これもリードブロックが本体に付いたまま行うのでやり難かったです。
その他、スイッチに関する修正など、発音部分の調整、修理を行いました。
これでやっと調律に取り掛かれます。

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