弱い部分2014/05/15

アコーディオンでよくある損傷です。

ベースボタンが傾いています。
押し込むと引っ掛かって戻らなくなり、音が出たままになります。
一番外側になる部分のボタン(dim or 7th)が、このようになりやすい箇所です。
外周なので何かにぶつかる可能性が高い為です。
修理は難しくありませんが、何度も繰り返すとボタンが折れてしまいます。

写真の楽器はドイツブランドの中国生産品で、この部分がイタリアの一般的な
アコーディオンより弱いので特に注意が必要です。
軽量化やコストダウンと引き換えにするものがあるという事です。
アコーディオンの重さや大きさは、長い歴史の中で試行錯誤を繰り返し
現在の一般的なところに落ち着いています。
大体、37鍵盤は9~11kg、41鍵盤は11~13kgです。
軽くて小さいは魅力的ですが、極端な物は失っている物もあると思います。

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