クラビエッタの修理2 ― 2015/08/05
今は製造されていない鍵盤ハーモニカのClaviettaを修理しています。
硬化変質したバルブを取り除き、古いパッキンシールも取りました。
バルブ当たり面の錆や汚れを綺麗にしたので後は
パッキンとバルブを元に戻すだけです。
新しいバルブ材を作製しバルブ本体のネジに取り付けました。
このバルブ本体ネジは専用の特殊な物なのでなくすと大変です。
また、鍵盤側の取り付けネジは非常に細いので取り外しや取り付けは
細心の注意が必要です。
折ってしまうと代わりの部品は存在しません。
バルブを取り付け、パッキンシールも取り付けました。
本体の組み立てを終えてハードケースに収めました。
バルブを交換したので高さがバラバラだった鍵盤がフラットになりました。
今回は調律を行わないで様子を見るという事でしたので、
これで梱包してお客様にお返しします。
手に入れた時が鳴らない状態でしたので、
これで初めてクラビエッタを体験できますね。
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