大きなコンサーティーナ2021/04/09

コンサーティーナの修理を承りました。

送られてきた楽器を取り出すと、とても大きくてびっくりです。
直径20センチはあります。角のところで測ると更に大きいです。
一般的には15、16センチ程度ではないでしょうか?


中を見ると迫力あります。
専用リードが入っており、きちんとした作りの良い楽器です。
調整もある程度、しっかりとやってある印象です。
コンサーティーナは新品でも調整が不足している楽器が殆どですので。


今回は発音が悪い箇所や音に異常がある箇所の修理です。
該当リードに明らかに他と違うリードバルブが貼ってあります。


黒い革製のバルブが異常個所です。
他の比べると長い上に革が厚過ぎています。


リードバルブの悪い箇所を交換したり、リードの調整、空気漏れの修理など行い、
触った箇所の調律を行い完了しました。
上の画像は取り外して交換したリードバルブです。
この楽器は調律もあまりずれていなくて良く整備されていましたので
最小限の修理で済みました。
コンサーティーナに限らずですが、殆どの場合、この逆の状態です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
迷惑書込み対策です。
下欄に楽器の名前をカタカナ(全角)で入力下さい。
当店は何の専門店でしょうか?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://accordion.asablo.jp/blog/2021/04/09/9374407/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。