リゾット2021/08/12

今日は木曜で定休日です。
5月にイタリアCooperfisaから新しい楽器が届きましたが、
その時に頂いたお米を調理することにしました。


これは頂いたお米です。
綺麗な布の袋に入っているので枕みたいですがお米です。
Cooperfisaがある北イタリアのVercerriはお米の産地、つまり「米どころ」です。


お米を出して使う分を軽量しました。
このお米はCarnaroliという品種でリゾットに向いた高級米です。
米の色は、もち米のように白っぽいです。
粒の形は細長くはなく、日本の米と似ていますが少し大きいです。
という訳でリゾットを作る事に。


玉ねぎのみじん切りを炒めた後、生のお米を投入。
お米は研がずに使います。
このまま少し炒めます。


炒めている途中で少量の白ワインを入れました。
カルディで安く売っていた時に買っておいた辛口の白ワイン、PesceVinoを使いました。
もちろん、これは後で食べる時に一緒に飲みます。
魚のボトルで日本でも有名ですが1000円しないお手頃ワインです。
このワイン、産地はOsimoという所で、アコーディオンメーカーが集まる
Castelfidardoの隣町です。
リードメーカーで有名なVoci Armonicheの所在地でもあります。
今日は北イタリアのアコーディオン処と中部イタリアのアコーディオン処の
名産品を食べるという事になりますね。


お米を炒めた後、コンソメを溶いたお湯を入れて煮詰めて行きます。
本当は野菜を煮て取ったダシ汁を使うのですが固形ダシで簡略化。
今日は最もシンプルな Risotto alla Milanese、ミラノ風リゾットです。
これはサフランで風味を付けただけの言ってみれば「具無し」のリゾットです。
上の画像はサフランを入れたところです。
サフランはカレーのライスの為にウチでは常備しています。


具無しと言ってもチーズは大量に入れます。
パルミジャーノを用意しました。
ちょっと高い..


水分がなくなってきたらコンソメを継ぎ足して20分程度で仕上がります。
パスタ同様、アルデンテで止めます。
最後にパルミジャーノを削り入れてかき混ぜれば完成です。


完成!
丁度良いアルデンテで仕上げたつもりでしたが、思いのほか
パルミジャーノを削り入れるのに時間が掛かって少し柔らかくなりました。
次回は予め削って用意しておく事にします。
でも、味はなかなか良かったです。
Vercelliに滞在していた時を思い出す味でした。
次回はポルチーニとかアスパラとかを入れてみようと思います。

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