V-accordion2008/02/02

山本楽器にV-accordionの最新機種、FR-2が入ってきました。V-accordionは、ローランドのデジタルアコーディオンです。FR-2は、その中でもっとも安いエントリーモデルです。なので、上位機種と比較して制約もありますが、軽量で廉価というウリがあります。音を聴きましたが、今までのシリーズと同質の音でした。アコースティックのアコと比較して、同じという感じはありませんが、一般の人が聴いてアコーディオンの音として十分に感じられるものです。それは音源に理由があるというより、アンプ→スピーカー→音..という順番が、リードの振動で直接音になる生アコとの差だと思います。これは、生アコの音をマイクで取って、アンプ→スピーカーという経由で音を出すと、Vアコの音の印象に近くなる事でも分かります。
Vアコは、アコーディオンの形をしているので、当然、生アコと比較されて論じられる場合が多いですが、私は元々違う物という認識なので、その点は案外気になりません。それぞれの良い点を生かした使い方をするのが宜しいと思います。どちらか一方で、全てを兼ねるという事は不可能です。
普通のキーボードと比べて数量が出ないし、蛇腹などの機構が必要なので仕方ないと思いますが、もうちょっと安かったらなぁ..とは思います。

山本楽器では、FR-7、FR-3、FR-2があり、試奏できるようになっています。(2008年2月現在)
デジタルアコを体験したい方は是非どうぞ。

ローランド V-accordionのサイト
http://www.roland.co.jp/VA/index.html

山本楽器のサイト
http://www.ne.jp/asahi/cookie/cac/yamamoto/acctop.htm

山本さんの改造アコーディオン2008/02/02

今日は、夕方になって森元さんが山本楽器にやってきました。目的は、ここのアコ教室のひとつ、「ありえアコーディオン教室」の講師である、ありえさんと合奏の合わせ練習をする為です。今日は、初回の合わせでしたが、完成がとても楽しみになるサウンドでした。この演奏は、Bellows Lovers Night vol.7 in Nagoya(2008/4/25)で演奏される予定です。

写真は、森元さんが山本楽器の店主である山本章さんが作成した改造アコーディオン、「モナリザ号」を演奏しているところです。森元さんの体が大きいので楽器が小さく見えますが、実際、元は24ベース、28鍵盤の小さなアコです。山本さんは、これに鍵盤を足して32鍵盤にして、ベースは24から70ベースに改造してあります。音域が広いだけではありません。リードも高級楽器の物に入れ替えてあるので、大きさからは想像できない深い音が出ます。森元さん曰く、「ありえない音がする!」だそうです。そんな山本さんの改造アコは、山本楽器のサイトでも紹介されていますので、興味のある方はご覧ください。尚、これらのアコは、趣味で作成された物で非売品です。今度、山本さんの改造アコだけで合奏したいね..と、みんなで話していましたが、これは是非やってみたいです。

山本さんの改造アコのサイト
http://www.ne.jp/asahi/cookie/cac/yamamoto/kaizouacc.html


山本さんと言えば、2月11日(月)午後9時54分より、東海テレビの「イイこと!」という番組で紹介される事になっています。東海エリアの方は是非ご覧ください。その他の地区の方も、番組サイトでの紹介を見られると思います。

東海テレビの番組サイト
http://tokai-tv.com/iikoto/