TVショー ― 2008/04/13

日曜の続きです。
今日は夕方からCooperfisa社のロメオが月に4回、日曜の夜に出演しているというTV番組の現場に連れて行ってくれるとの事でした。番組は20時半からで、帰りは遅くなるという事でちょっと昼寝して準備万端。
17時過ぎにセミナリオへ車で迎えに来てくれました。車には見たことの無い男性が1人乗っていて、ロメオが紹介してくれました。彼はアンドレアという名前でアコ奏者との事。英語は全く通じません。車に乗って3人でミラノ近くまであるTV局まで行きました。途中、年齢の話になり、ロメオが30歳だという事が初めて分かりました。ロメオに私の年齢を聞かれたので、幾つと思う?と聞くと、なんと..32歳?とか言うのでちょっとビックリです。40歳だと言うと少し驚いていました。面白いのが、アンドレアは20歳との事で、車の中にいるのは20、30、40歳のアコ弾きだという事です。彼らはまだ若いので、くだらない雑談でもしていたようです。途中で、単語を聞いて辞書で調べようとしたら二人で慌てていました。結局、その言葉は、日本風にいうと、女性の事をオンナという俗っぽい言い方をしていたようです。さすが若きイタリアーノ。一体、どんな話の内容だったのか..
車からの眺めは電車からと同様、平らで田畑ばかりです。この地区は、お米が名産との事で水田が広がり、一瞬、日本の風景に見えるところもありました。1時間程走ってTV局に着きました。局は、「antena3」という所です。
局に着いて控え室に行くと、ロメオは顔なじみばかりで、多くの人が挨拶して行きました。私も出演者や局の方に紹介されて挨拶しましたが、人数が多すぎて名前が覚えられません。他にも、番組の見学客の常連さんも沢山来ていて、一度にかなりの人に会いました。別のアコ奏者でクリスティアーノという方にも会いました。彼は年齢は知りませんが、なかなかのイケメンです。日本に来たら絶対モテると思います。
荷物を置いて、ロメオ、アンドレア、クリスティアーノの3人と、TV局のバーに行きました。何を飲むと言われたので、あなたは?と聞くとビール、と言うので付き合いました。待ち時間に、酒を飲むのはイタリア人にとって普通の事みたいです。バーで立ち飲みしている間にも、常連の見学客が沢山、挨拶していきます。暫くして3人は準備の為に控え室へ行き、私は1人、バーに残されましたが、常連客の親子3人と電子辞書を駆使して単語レベルのイタリア語で会話しました。
放送開始の8時半になるので、話をしていた3人とスタジオの客席へ移動しました。真ん中よりやや後ろの空いた席です。前から真ん中あたりまでは、人で一杯で、何故か妙に着飾っています。客層は、50~70歳位の様に思います。
時間になり、番組スタートです。いきなりアコーディオンを持ったロメオ、アンドレア、クリスティアーノと、美人の女性歌手の4人でオープニング。3人は緑、白、赤のシャツを着てイタリアーノ トレ コローリです。んー、どこでも考える事は同じだな..と、日本でRAINBOW NOTESで出る時の事とダブりました。
が、彼らはそれだけではありません。なんと、アコも緑、白、赤の3色! しかも全部、Cooperfisaです。それにしてもオープニングを飾るなんて、ロメオ達も北イタリアではスターなんだと思いました。ちなみに、ロメオがボタン式で後の二人は鍵盤です。
番組は、「Festa in Piazza」というタイトルで、音楽、歌、ダンス、この3つを取り扱った物で、基本的に生です。この日は、タンゴのダンサー2×4組や、ギター3人衆、男性ボーカル、イタリアのどこかの地方の民族舞踊団などが主な出演者でした。面白いのは、番組の中で20分に1回くらい、観客が席から撮影スタジオになだれ込み、大勢でダンスをするという場面がある事です。どうりで皆さん、着飾っている訳です。中には、かなりのお歳なのに結構際どい格好の人もいます。高齢の方が多いですが、皆さん若いです。
と、まあこんな内容の番組でした。知っている曲も多いので、私も楽しんで観覧できました。凄いのが、どうせ1時間番組だろうと思っていたら、終わったのは11時半。2時間半もの長い番組で、歌や演奏や踊りが満載でした。しかもこれをほぼ毎週やっている。こんな番組、日本にはありません。大体、アコーディオンが出てくる番組も殆ど無いですし。イタリアのTVを見ていると、結構、歌や演奏というのは大事な要素だと思います。生の演奏場面をよく見ますので。その他、よく見るのは、賞金がかかった番組です。クイズとかゲームとか、一般の人が参加して賞金をもらうというタイプの番組が多い気がします。
番組が終わって、後片付けをして、お客さんと挨拶をして、車でVercelliへ戻ったのは1時近くです。お腹が空いたのでCooperfisaの近くのバーでニョッキを食べました。セミナリオに送ってもらい部屋に着くと1時過ぎです。それにしても、真っ暗のセミナリオの門を入って、回廊を通って、部屋へ来るのは結構不気味です。
と、言う訳で、なかなか楽しい一日でした。今日は非常に多くの人にも会いましたし、よく考えたら、スタジオでTV番組を見るのは初めてでしたし。
いよいよ明日は、本題のCooperfisaでの修行が始まります。昼寝しておいて良かった..
今日は夕方からCooperfisa社のロメオが月に4回、日曜の夜に出演しているというTV番組の現場に連れて行ってくれるとの事でした。番組は20時半からで、帰りは遅くなるという事でちょっと昼寝して準備万端。
17時過ぎにセミナリオへ車で迎えに来てくれました。車には見たことの無い男性が1人乗っていて、ロメオが紹介してくれました。彼はアンドレアという名前でアコ奏者との事。英語は全く通じません。車に乗って3人でミラノ近くまであるTV局まで行きました。途中、年齢の話になり、ロメオが30歳だという事が初めて分かりました。ロメオに私の年齢を聞かれたので、幾つと思う?と聞くと、なんと..32歳?とか言うのでちょっとビックリです。40歳だと言うと少し驚いていました。面白いのが、アンドレアは20歳との事で、車の中にいるのは20、30、40歳のアコ弾きだという事です。彼らはまだ若いので、くだらない雑談でもしていたようです。途中で、単語を聞いて辞書で調べようとしたら二人で慌てていました。結局、その言葉は、日本風にいうと、女性の事をオンナという俗っぽい言い方をしていたようです。さすが若きイタリアーノ。一体、どんな話の内容だったのか..
車からの眺めは電車からと同様、平らで田畑ばかりです。この地区は、お米が名産との事で水田が広がり、一瞬、日本の風景に見えるところもありました。1時間程走ってTV局に着きました。局は、「antena3」という所です。
局に着いて控え室に行くと、ロメオは顔なじみばかりで、多くの人が挨拶して行きました。私も出演者や局の方に紹介されて挨拶しましたが、人数が多すぎて名前が覚えられません。他にも、番組の見学客の常連さんも沢山来ていて、一度にかなりの人に会いました。別のアコ奏者でクリスティアーノという方にも会いました。彼は年齢は知りませんが、なかなかのイケメンです。日本に来たら絶対モテると思います。
荷物を置いて、ロメオ、アンドレア、クリスティアーノの3人と、TV局のバーに行きました。何を飲むと言われたので、あなたは?と聞くとビール、と言うので付き合いました。待ち時間に、酒を飲むのはイタリア人にとって普通の事みたいです。バーで立ち飲みしている間にも、常連の見学客が沢山、挨拶していきます。暫くして3人は準備の為に控え室へ行き、私は1人、バーに残されましたが、常連客の親子3人と電子辞書を駆使して単語レベルのイタリア語で会話しました。
放送開始の8時半になるので、話をしていた3人とスタジオの客席へ移動しました。真ん中よりやや後ろの空いた席です。前から真ん中あたりまでは、人で一杯で、何故か妙に着飾っています。客層は、50~70歳位の様に思います。
時間になり、番組スタートです。いきなりアコーディオンを持ったロメオ、アンドレア、クリスティアーノと、美人の女性歌手の4人でオープニング。3人は緑、白、赤のシャツを着てイタリアーノ トレ コローリです。んー、どこでも考える事は同じだな..と、日本でRAINBOW NOTESで出る時の事とダブりました。
が、彼らはそれだけではありません。なんと、アコも緑、白、赤の3色! しかも全部、Cooperfisaです。それにしてもオープニングを飾るなんて、ロメオ達も北イタリアではスターなんだと思いました。ちなみに、ロメオがボタン式で後の二人は鍵盤です。
番組は、「Festa in Piazza」というタイトルで、音楽、歌、ダンス、この3つを取り扱った物で、基本的に生です。この日は、タンゴのダンサー2×4組や、ギター3人衆、男性ボーカル、イタリアのどこかの地方の民族舞踊団などが主な出演者でした。面白いのは、番組の中で20分に1回くらい、観客が席から撮影スタジオになだれ込み、大勢でダンスをするという場面がある事です。どうりで皆さん、着飾っている訳です。中には、かなりのお歳なのに結構際どい格好の人もいます。高齢の方が多いですが、皆さん若いです。
と、まあこんな内容の番組でした。知っている曲も多いので、私も楽しんで観覧できました。凄いのが、どうせ1時間番組だろうと思っていたら、終わったのは11時半。2時間半もの長い番組で、歌や演奏や踊りが満載でした。しかもこれをほぼ毎週やっている。こんな番組、日本にはありません。大体、アコーディオンが出てくる番組も殆ど無いですし。イタリアのTVを見ていると、結構、歌や演奏というのは大事な要素だと思います。生の演奏場面をよく見ますので。その他、よく見るのは、賞金がかかった番組です。クイズとかゲームとか、一般の人が参加して賞金をもらうというタイプの番組が多い気がします。
番組が終わって、後片付けをして、お客さんと挨拶をして、車でVercelliへ戻ったのは1時近くです。お腹が空いたのでCooperfisaの近くのバーでニョッキを食べました。セミナリオに送ってもらい部屋に着くと1時過ぎです。それにしても、真っ暗のセミナリオの門を入って、回廊を通って、部屋へ来るのは結構不気味です。
と、言う訳で、なかなか楽しい一日でした。今日は非常に多くの人にも会いましたし、よく考えたら、スタジオでTV番組を見るのは初めてでしたし。
いよいよ明日は、本題のCooperfisaでの修行が始まります。昼寝しておいて良かった..
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