地元グルメな日2012/09/06

今日は木曜でお休みです。
偶々見かけた名鉄が出しているフリーペーパーで、
私の住む岡崎市にある美合町が特集されていました。
http://www.meitetsu.co.jp/wind/books/2012/09/#01

その中で紹介されていた2店舗に行ってみたかったので、本日実行しました。


最初に来たのは、手打ちそばの「みやかわ」です。
以前に何回か通った道沿いにありましたが、全然知りませんでした。
http://www.soba-miyakawa.com/


初めての店なので普通に、ざるそばにすればよかったのですが、
期間限定の梅おろしそばにしました。
ここのウリは、国産蕎麦、自家製粉、手打ち、10割そば、という拘りです。

そばがきも頂きました。
少量のわさびと粗塩で頂く蕎麦の風味を極限まで引き出した一品です。
こちらの方が温かい事もあって、風味が強く今までに無い体験でした。
BGMの無いシンプルな店内では厨房からの準備の音まで聞こえてきて
不思議な落ち着きがあります。

そばを食べた後は、すぐ近くにある稲垣腸詰店へ来ました。
ソーセージじゃなくて腸詰というネーミングが良いですね。
ここは少し奥で分かりにくい場所です。
田畑の中にある黒い小さな建物です。
ご主人は日本の専門店で修行した後、フランスで更に勉強し、2009年に
この店をオープンしたそうです。
私の店も2009年オープンで、似たような経歴なので少しお話をさせて頂きました。
余談ですが..どことなく、ザッハトルテの都丸さんに似ています。


という訳で買ってきました。
買って来たのは一番オーソドックスな粗引きソーセージ、フランスの地名が付いた
トゥールーズ、そして一番気になる、白カビ熟成ソーセージです。


これが白カビ熟成ソーセージです。
なんと、熟成に1ヶ月もかかるそうです。
早く食べてみたいけど、今日はこの後名古屋でコンサートを見に行くのでまた後日..
それにしても、市内にこんな店があるとは全く知りませんでした。

稲垣腸詰店のサイト
http://inagakiya.com/index.html


ダレネコ2012/09/06

9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きます。
トイレに入ると..



恐らく、家の中で一番涼しい場所であるトイレのタンクの上で
完全にダレているネコがいました。
写真を撮ろうとしても目線も合わせず、完全無視状態です。
水を流してイタズラしようかと思いましたがさすがに止めました。
その方がちょっと涼しくなったかも?

先端だけ?2012/09/07

鍵盤が折れたので修理して欲しいというご依頼がありました。


楽器を送って頂き確認して驚いたのは、ご覧の通り、
折れたのは先端のみでした。


これが折れて外れた方の部品です。
先端のこの部分には鍵盤の本体となる木が下にありません。
そして、鍵盤を押す度にアコーディオン側のフェルトが貼ってある所へ
この部分が当たるので、繰り返し力を受けています。
それでも通常は破壊しない様に考えられた材料と形状で
設計されていますので折れたりはしません。
恐らく、この部分に偶々材料欠陥や異物が入っていたか、
後に付いた傷が原因で折れたのでしょう。
この楽器はプロ奏者の物なので、一般的な使用より酷使されている
というのもあると思います。

鍵盤表面を全部交換するのが一番良いですが、残っている部分を剥がす作業は
かなり大変ですし、代わりの部品も同じ物は無いので元々の部品の形状に合わせて
加工が必要になります。
また、色合いも微妙に変わってしまうので見栄えにも影響します。
当然、時間もコストも嵩みます。
色々と考えて折れた部品を戻す事にしました。
ただ、プロ奏者の物ですので、普通に貼り付けてもまた折れてしまいます。
その辺りも考慮して補強を入れて修復しました。

腸詰食べた!2012/09/08

先日、岡崎市内にあるソーセージ専門店の事を書きました。
http://accordion.asablo.jp/blog/2012/09/06/6642049

今日、やっと食べる事ができました。

これは粗びきソーセージです。
このお店の定番との事です。
真空パックになっています。


そして、1ヶ月の熟成をして作られた白カビのソーセージ。
切ってみるとこんな感じです。
かなり白カビの層が厚いです。
ソーセージというより、サラミという感じに近いでしょうか。


ガーリックのオリーブオイルを付けて軽く焼いたフランスパンと白カビのソーセージ。
白カビソーセージは、歯ごたえのある食感と白カビの風味です。
カマンベールと同じ風味ですが、サラミとカマンベールを同時に食べている様な
濃厚な味わいが楽しめます。


一緒に頂いたのは、イタリアの安ワイン。
紙パックです。


粗びきソーセージはボイルして頂きました。
よくあるソーセージと違い、燻製の風味が強く、歯ごたえもしっかりしていて
密度が高い印象です。
白カビソーセージも粗びきも、これは危険だ..
癖になります。

新品不具合2012/09/10

新品の楽器をドイツから個人輸入したという方から修理を承りました。
不具合の症状は、ボタンを押さなくてもベースが鳴るというものです。

楽器を分解し、リードを取り外してみると確かに、バルブが開いている箇所があります。
写真の左上の方には隙間がありますが、右には無いのが分かると思います。
隙間がある方が異常箇所です。


不具合はベースメカニックにあると考え、裏蓋を開けてみましたが、
パッと見て悪い所は分かりません。
この楽器はベースメカニックが簡単に全て取りだせるタイプなので、
取り出して詳しく調べる事にしました。


詳しく調べると原因は調整不良という感じです。
よく調べると音が出たままになっていないものの、ベースボタンの高低や、
遊びが多くある箇所が多数あり、かなりの箇所の調整をする事になりました。
この楽器はドイツブランドですが中国生産と言われています。
実際、ドイツ、イタリア、フランス製の楽器で売価が20万円台というのは
無理でしょう。

そんな事もあって調整不足という事でしょうか..
ただ、イタリア製の有名ブランドでも輸入直後の状態は良くありません。
細かい不良箇所や調整不足を含んでいます。
個人輸入はそういうリスクも考える必要があるでしょう。
何かあっても保障はありませんし、修理すれば有償です。
国による調律の違いも問題になるでしょう。
最も勿体無いのは、不具合に気付かずにそういう物と思って使う事でしょう。
楽器は音が全部出ればOKという物ではありませんので。