ザッハトルテ2008/01/26

ザッハトルテと言ってもケーキの話ではありません。アコーディオン、ギター、チェロからなるトリオバンドの名前です。

今日は、山本楽器でのお手伝いの後、近くのカフェで隔月で行われいる「ザッハトルテ」のライブに行ってきました。ライブは20時からですが、17時過ぎにザッハトルテのアコーディオン奏者、都丸智栄さんが山本楽器にやってきました。左手のバンドが緩いとの事で調節させて頂きました。それから、蛇腹の交換ができますか?というので事情を聞くと、演奏中に蛇腹をパーカッション代わりに叩くので、蛇腹の一部が凹んでしまったとの事。蛇腹は同じ型の楽器でも枠が微妙に違うので、蛇腹の木枠を外して新品を付けてもらうしかありません。なのですぐには無理と伝えました。

さて、山本楽器を19時に出て、会場のカフェへ.. 今日は、山本楽器の講師と、その生徒の一部と、私の計7名での大所帯です。最近のザッハのライブは満席状態で、今日も会場一杯のお客さんでした。ここで、ザッハのライブを聴くのは2回目。1回目はまだ、名古屋で演奏を始めたばかりの時でお客さんも少なかったですが、今は大人気。人気の秘密は、大変聴きやすい楽曲と、ハイレベルな演奏技術に加え、手品やトークの演出など、見ていて飽きないところでしょうか。既に完成されたパフォーマンスですが、それでも彼らはまだとても若いので、これからどんなに活躍するのか本当に楽しみです。

演奏中、凹んだ蛇腹がかなり気になり、修理方法を考えていました。とりあえず、目立たなくする方法として180度ひっくり返して、いつも胸に当たる方を表に出す方法を都丸さんに提案しました。しかし、症状は見た目だけではなく、強く蛇腹を引いた時に、蛇腹が凹んでパワーを吸収しているので、音へのレスポンスが落ちていると思います。蛇腹の内側から補強をする方法も提案しましたが、補強板を貼るので、閉じた時に完全じ閉じず、隙間ができる可能性もあります。ただ、この方法は、今後の叩きに耐えられる強度が得られるというメリットがあります。新規に作るのがベストとは思いますが時間を要します。

ザッハトルテさんのサイトです
http://za-ha.hp.infoseek.co.jp/index.html