別れの時2008/06/26

Cooperfisaでの最終日の続きです。
夕方に最後の仕事を終えて、その後、今後の事などを社長のエミリアーナさんと話をしました。日本でのCooperfisaの販売や、私が注文する楽器の事などです。そうしている間に、5時を過ぎ、段々と皆さんと別れる時間が近づいてきました。5時半になった時、ファブリツィオが私の所に来て、別れの挨拶をしました。用事があるので少し早く帰る為です。ファブリツィオは、Cooperfisaのアコーディオン組み立て、修理の一番の腕前を持っていて、社内的にも地位を認められている人です。私の今回の研修の実践的な部分で一番お世話になった人です。最初はちょっと怖い感じの人かと思いましたが、とても親切で優しい人でした。いざ、別れの時となると、殆ど何も言えなくなります。言いたい事が沢山あるのだけれど..代わりにやっぱり涙が出ます。

そうこうしているうちに、エミリアーナが何か紙を持ってきて私に見せてくれました。

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