リード磨き ― 2008/06/09

今日は、リードの研磨を行いました。研磨というよりも、清掃と言った方が良いかも知れません。
チャンバー付きの楽器の修理を急遽、行った為に中断していた修理の再開です。既にリードは木枠から外してありますが、まだロウが付着していたり、サブタを付けていた接着剤が残っていたり、リード自体に錆びが少しあるので、これらを一つ一つ、手作業で磨いて新品のリードの様にして行きます。これも、とても地味で時間のかかる作業ですが、オリジナルのリードを活かして完全なレストアをするのには重要な作業です。
結局、右側のリードを全てを磨いて一日が終わりました。
チャンバー付きの楽器の修理を急遽、行った為に中断していた修理の再開です。既にリードは木枠から外してありますが、まだロウが付着していたり、サブタを付けていた接着剤が残っていたり、リード自体に錆びが少しあるので、これらを一つ一つ、手作業で磨いて新品のリードの様にして行きます。これも、とても地味で時間のかかる作業ですが、オリジナルのリードを活かして完全なレストアをするのには重要な作業です。
結局、右側のリードを全てを磨いて一日が終わりました。
コメント
_ 横内信也 ― 2008/07/15 14:21
リードの寿命ってあるものでしょうか?またリードの削り方で、リードそのものや音質にダメージを与えてしまうことってありますか?数年前、ある調律師(まだ当時は実績の無い方、ちなみに故八代さんではありません)に依頼しましたところ、何だか、音質がノイズっぽく悪くなってしまったことがありました。彼が調律するところを見せてもらったんですが、足踏みふいご式調律台と電子チューナーでピッチを合わせたブロックを本体に戻して一丁あがり!でした。右側最低音部の音程が低い、ベース音に波が出てしまっている。最高音部のほうの音の立ち上がりが明らかに鈍くなっている。また、ピッチを下げるのに、外側リードについては根元を平ヤスリのようなもので広く削っていてた。今ほど、調律の知識が無かった当時の私でも、これは???と感じ、もう一台、預けていたアコもキャンセルして帰りました。当時東京は調律師不在状態でしたし、こんなんなら、自分で調律したほうがましかもと思って、自作簡易調律台をつくり、できる範囲は自分でやってみてますが、なかなか、わからないことだらけです。
_ Cookie ― 2008/07/17 01:19
横内様、コメントありがとうございます。
リードはもちろん、物ですから寿命があります。通常の演奏でリードを駄目にする事はまず無いと思います。殆どの場合は、調律によるダメージか、錆び等の腐食によるダメージでしょう。調律は、通常の演奏による振動に比較して大きな力がリードにかかりますので、下手に行えばリードの寿命を早めます。繰り返しの調律で、何度も削る事により、材料そのものが弱くなる事もあります。
八代さんは技術もあり、比較的若い方でしたので大変残念に思います。亡くなる1年程前に修理を依頼した事があり、きちんと修理されてきたので腕の良い方だと思っていましたが、訃報を聞いて驚きました。
リードは楽器の中に入れてみないと正しい音程を示さないので、外して調整して終わりでは、きちんと調整できていませんね。調律と言っても、実際には調律をする前段階で多くの調整を要するので、調律だけ行ってもなかなか良い結果は得られません。個人の趣味で行うのは別として、演奏目的であれば、やはりプロに任せるのが宜しいかと思います。関東地区は、イタリアで修行された方もおりますし、きちんと梱包すれば宅配でも楽器を輸送できるので、地方のプロにお任せする事もできるでしょう。
リードはもちろん、物ですから寿命があります。通常の演奏でリードを駄目にする事はまず無いと思います。殆どの場合は、調律によるダメージか、錆び等の腐食によるダメージでしょう。調律は、通常の演奏による振動に比較して大きな力がリードにかかりますので、下手に行えばリードの寿命を早めます。繰り返しの調律で、何度も削る事により、材料そのものが弱くなる事もあります。
八代さんは技術もあり、比較的若い方でしたので大変残念に思います。亡くなる1年程前に修理を依頼した事があり、きちんと修理されてきたので腕の良い方だと思っていましたが、訃報を聞いて驚きました。
リードは楽器の中に入れてみないと正しい音程を示さないので、外して調整して終わりでは、きちんと調整できていませんね。調律と言っても、実際には調律をする前段階で多くの調整を要するので、調律だけ行ってもなかなか良い結果は得られません。個人の趣味で行うのは別として、演奏目的であれば、やはりプロに任せるのが宜しいかと思います。関東地区は、イタリアで修行された方もおりますし、きちんと梱包すれば宅配でも楽器を輸送できるので、地方のプロにお任せする事もできるでしょう。
_ 横内信也 ― 2008/07/17 12:06
アドバイス有難う御座います。
東京のベテランのスタジオなどのプロはたいてい過去に別な調律師に出して芳しくなかった経験から、結局は今もわたなべあつし氏に個人依頼しているようです。
八代さんは、あつしさんに何一つ習ったわけではないので最初は専門知識もそれほどなかったようですが、ひたすら謙虚にこちらの希望通りにそれなりに丁寧な仕事はしてくれましたのでとても有難かったです。数年たって評価が上昇してきた頃に亡くなりました。
あつしさんは偉すぎてあまりニーズを出せなかったですし、アコを買わなくなったとたんに冷淡になられた(笑)ので失望でした。調律は楽器そのものを決定つけるアートですが、マエストロでなく謙虚な職人でいて欲しいですね。
ところで、調律をする前段階で多くの調整というのは、リードの形、開き具合、リードバルブの調整以外にどういったことありますでしょうか?
リードの先を削ったあとのバリ取りは全音域で必須なものでしょうか?
リードバルブの硬化によりかすかにプツッという閉じ音が出てきたバルブ皮は重度の場合取替えるしか方法はないのでしょうか?
趣味の素人ですが、興味だけはあるもので、すみません。
東京のベテランのスタジオなどのプロはたいてい過去に別な調律師に出して芳しくなかった経験から、結局は今もわたなべあつし氏に個人依頼しているようです。
八代さんは、あつしさんに何一つ習ったわけではないので最初は専門知識もそれほどなかったようですが、ひたすら謙虚にこちらの希望通りにそれなりに丁寧な仕事はしてくれましたのでとても有難かったです。数年たって評価が上昇してきた頃に亡くなりました。
あつしさんは偉すぎてあまりニーズを出せなかったですし、アコを買わなくなったとたんに冷淡になられた(笑)ので失望でした。調律は楽器そのものを決定つけるアートですが、マエストロでなく謙虚な職人でいて欲しいですね。
ところで、調律をする前段階で多くの調整というのは、リードの形、開き具合、リードバルブの調整以外にどういったことありますでしょうか?
リードの先を削ったあとのバリ取りは全音域で必須なものでしょうか?
リードバルブの硬化によりかすかにプツッという閉じ音が出てきたバルブ皮は重度の場合取替えるしか方法はないのでしょうか?
趣味の素人ですが、興味だけはあるもので、すみません。
_ Cookie ― 2008/07/18 07:07
ビクトリアアコーディオン東京へは行かれましたか?ここを経営している寺堀さんは、VICTORIA本社で修行していますので確実な調律を行ってもらえる筈です。
調律前段階の調整は、横内様が書かれている内容が殆どです。他に錆びがあればこれを除去する事が必要になります。
リード先端のバリ取りは問題が無ければ行いません。何故なら、バリを取る作業をすれば、折角合わせた音程が変わるからです。
リードバルブの雑音がするのであれば交換です。皮に細工をして柔らかくして再使用する方法があるかも知れませんが、新品より寿命は早いでしょう。リードバルブの交換は木枠の内側も行うので大変な作業になりますが、折角、大変な作業をするのに古いバルブで次回の交換時期が早まるのは勿体無い話です。
調律前段階の調整は、横内様が書かれている内容が殆どです。他に錆びがあればこれを除去する事が必要になります。
リード先端のバリ取りは問題が無ければ行いません。何故なら、バリを取る作業をすれば、折角合わせた音程が変わるからです。
リードバルブの雑音がするのであれば交換です。皮に細工をして柔らかくして再使用する方法があるかも知れませんが、新品より寿命は早いでしょう。リードバルブの交換は木枠の内側も行うので大変な作業になりますが、折角、大変な作業をするのに古いバルブで次回の交換時期が早まるのは勿体無い話です。
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