カステルフィダルド フェスティバル32010/10/08

イタリアのカステルフィダルドへ来て3日目です。

今日も朝から中心地区へやってきました。
街中はディスプレイでフェスティバル気分を盛り上げています。


こちらはパオロソプラーニ氏の家です。
今は1階にアコーディオンの店が入っています。
ここでも店先で演奏をしていました。


今日は10時からミニコンサートの会場で昨晩の出演者の1人、
cobaさんのインタビューがありました。
英語での受け答えをスムースにする為に、英語が堪能なVICTORIAの社長婦人が
一緒にステージへ上がっています。
イタリア語と英語によるファンからの質問に返答するという時間でしたが、
私の語学力では殆ど内容わからず..
観客の中にはご覧の通り、ボーダーシャツもいますから、ヨーロッパにも
熱心なファンがいるのでしょう。
この後、取引先へ行き、お仕事タイム。


お昼になったのでレストランへ..
ここはカステルフィダルドの中心にあるレストランの中ではちょっと上品な感じ。
豆のスープですが、あっさり味でおいしかった。


こちらは、魚介のニョッキ。
盛り付けもちょっと上品です。
ニョッキは自家製ですね。押し出した形が残っている物です。


ドルチェも頂きました。
やはり上品な見た目です。
カステルフィダルドにもこんな上品な店があるのだと知りました。
でも、ちょっと値段が高めです。


食後はコンクール会場へ行きました。
この時のカテゴリーはフリーベースのクラシック。
皆さん、恐ろしい程のテクニックです。
写真の奏者は中国人の方です。
テクニックは勿論ですが表現力も素晴らしかったです。
アコーディオンを演奏しない普通の日本人には、こういう演奏と
アコーディオンという楽器のイメージは結びつかないでしょう。
私はこういうタイプの演奏も好きなので、飽きずに最後まで聴きました。

この後、再び取引先を2軒訪問して来ました。

もう夕方ですが、食事には早いのでまたミニコンサート会場へ..
写真では分かりにくいですが、これは子供のダイアトニックアコーディオン奏者です。
しかも兄弟です。
観客の頭で前方の視界が悪かったので、写真は左にあったミラーに映った物です。
なので、観客の顔の向きと奏者の位置が変な事になっています。
右で見ている子供がもう1人の奏者で多分兄弟です。(双子?)
二人での合奏は凄いパワフルで観客もかなり集まっていました。


続いて、同じ会場ではアコーディオンとボーカルのライブ。
ジャズっぽい物やムーディーなオリジナル曲?の演奏でした。
ボーカリストはなかなか芸達者で、途中、スキャットを多く取り入れた
歌で会場を盛り上げていました。


今日も21時からメインのアストラ劇場でコンサートがありました。
この日は、コンクールの決勝まで済み、優勝が決まったカテゴリーの表彰と
演奏が行われました。
様々なカテゴリーの優勝者による演奏はなんとも贅沢なひと時でした。
ミュゼットなど自由な選曲、フリーベースのクラシック、管楽器とのデュオ、
アコーディオン2台の前衛的音楽、ピアソラバンド..色々楽しめました。
写真の奏者は昼間に見たクラシックの中国人女性です。
コンクールの演奏で素晴らしいと思って見ていましたが、やはり優勝です。
中国の演奏はテクニックはあるけど機械的なんていう話を聞いた事がありますが、
そんな事はデマか過去の事であるかの様な、とても感情に満ちた演奏でした。

カステルフィダルド フェスティバル22010/10/07

カステルフィダルドへ来て2日目です。
今日は午前中は取引先などへ行き、お仕事タイム。
中心地より2km離れたホテルで滞在していますが、メーカーへ
車で迎えに来て頂いたので今日は楽して中心まで来ました。

お昼になったので、レストランへ..
頂いたのは特大のラビオリ。
このレストランは2年前に来た時、VICTORIAの社長さんに連れてきてもらった所で、
今晩行われる、WORLD ACCORDION TRIOの会場であるアストラ劇場の隣です。
2年前に緊張しながら食べた事など思い出していると..ご本人登場!
やはりここは常連なんでしょう。
すぐに立ち上がって挨拶をしていると、続いて社長婦人やcobaさんやら今晩の
出演者ご一行が入って来ました。
奥には既にテーブルが並べてあり、ご一行様の席が用意してありました。
暫くするとcobaさんがわざわざこちらへ来てくれました。
今晩のライブ後に楽屋へおいで..と有難くお誘いを受けました。
その他、このレストランに日本でのアコーディオン研究家の第一人者であり、
「アコーディオンの本」の著者で有名な渡辺芳也さんが来ている事を教えて頂きました。
よく見ると、自分のテーブルのすぐ斜め先に渡辺さんがいらっしゃいました。
本は勿論読みましたし、写真でお顔は知っていましたが、お会いするのは初めてです。
すぐにテーブルへ行き挨拶をさせて頂きました。
すると、私の事はcobaさんのお父様から聞いていると伺いました。
私の知らないところで、多くの方々に支えられている事を改めて実感しました。


食後は小さな会場で行っているミニコンサートを見てきました。
この方はジャズアコーディオン奏者です。
凄いテクニックの演奏を汗を流しながら一生懸命演奏していました。


これは上記のミニコンサートの会場を外から見た所です。
写真の様に、コンサート会場は番号で分かりやすく表示しています。


これはカステルフィダルドの中心部の地図と、フェスティバル中の会場を示す地図です。
四角いオレンジに番号がある所は演奏会場、黄色い四角にアルファベットは
コンクール会場、紫のお皿マークに番号は食事できる場所を指しています。
パンフレットでは、この会場表示と日時、出演者をリストで表示したページがあり、
今、どこで何を行っているのかがすぐに分かる様になっています。
フェスティバルを効率よく周るにはこの地図とスケジュール表が欠かせません。


今度はコンクール会場へ来ました。
この時のカテゴリーはクラシックではなく、ミュゼットや民族音楽、ポピュラーと
何でもありでしたので、なかなか楽しめました。
1人で2、3曲演奏して、順次奏者が入れ替わるという感じです。
弾き語りやちょっとした楽器の併用も可能というかなりラフなカテゴリーでしたが、
今日は第2戦との事でレベルは非常に高いものでした。
最前列では審査員が5、6名座っており、その後ろは観客です。
勿論、無料で出入り自由ですが、審査中なのでマナーは重要です。
写真やビデオ撮影も自由にできます。


コンクールが終わったのでまた別会場へ来ました。
ここではアコーディオンとボーカルの共演をしていました。
ジャンルはクラシックです。
市庁舎の中の会場で内装もゴージャスでした。


こちらはまた別の会場です。
フェスティバルではちゃんと子供向けのプログラムが用意されていました。
会場は幼稚園で外ではお菓子を配ったり風船で作った物をプレゼントしていて、
時間が来ると中で演奏やアコーディオンの説明、演奏体験ができる内容です。
こういうプログラムが準備されているのは流石です。とても関心しました。
ちなみに、この催しは期間中、毎日1、2回やっています。

内容も驚きました。子供に混ざって暫く見ていましたが、こういう時の演奏は
大抵、子供向けの楽曲とか子供に合わせる場合が多いと思いますが、
演奏したのは、ガリアーノのクロードへのタンゴ、そしてスプリーン..
シブ過ぎる..
しかし、子供(小学生以下も沢山いた)はきちんと最後まで聴いていました。
親が後ろで見ているというのもありますが、躾は日本より厳しいのかも?
変に子供が知っている曲でウケを狙うよりも、アコーディオンの曲を聴かせた方が、
案外、子供にとって印象に深く残るのかも知れません。この発想は勉強になりました。
子供の積極性にも驚きました。弾いて見たい人?という問いかけに対し、
皆、凄い勢いで手を挙げていました。
子供の試奏時間になったので外へ出ましたが、既に暗くなっていました。
今夜のライブがあるのでまた慌てて昨日行ったピッツェリアへ行ってきました。
あ、また写真忘れた..


WORLD ACCORDION TRIOが行われるアストラ劇場の前です。
時間少し前ですが、既に開場していました。


私も中に入りました。チケットは指定席ですが、客席の前後方向の丁度真ん中の
通路の手前から2列目というとても良いポジションでした。
それでもこの会場はそんなに大きくありませんので、最後列でも十分楽しめる距離です。
ちなみに、入場料は15ユーロ。日本円で1700円です。
昨年の東京での入場料は6800円。この差は何なんでしょう?
ヨーロッパでは芸術観賞に必要なコストが日本よりずっと低いという事です。
色々な理由があると思いますが、羨ましいかぎりです。

開演はやはり時間より少し遅れてスタート。
この頃には立ち見の客も現れました。
観客は比較的高齢で、この点においては日本と同様の様です。


昨日同様、開演前に軽快なアコーディオンのポルカが流れ、黒いワンピースの
司会者が現れて何か喋った後に演奏が始まりました。
この最初に流れるポルカ、なんだか結構気に入ってしまい、半分耳コピ状態です。
帰ったら演奏してみよう..

WORLD ACCORDION TRIOの内容は、coba、マロッコ、ガリアーノと順次1人ずつの
ステージがあり、その後は3人でセッションという感じでした。
cobaさんの時とセッションの時は日本から参加のギターとパーカッションと、
外国人のベースが混ざります。
そんな感じで、あっと言う間にライブは終わり(2時間少し)、アンコールも出ました。
このライブ、信じられない事に撮影、録音OKの様です。皆、普通に撮影していました。
私も終演直前のシーンだけ撮影しました。


ライブ後は、cobaさんのお言葉に甘え、楽屋へ訪問しました。
昨年の名古屋ブルーノート以来のガリアーノさんとの対面です。
最初は分からなかったみたいですが、cobaさんに紹介されて調律を行っている事と、
名古屋ブルーノートでも会ったという事を伝えると思い出してもらえました。
ちゃんと覚えていてくれたのですね..
イタリアでガリアーノ氏とこうして写真を撮ってもらえるなんで、夢の様な話ですが、
現実の物となりました。


そして..いつもの様に怒られながらcobaさんと写真撮影。
最近、cobaさんは私と会うといつもこんな感じで叱咤激励して頂いています。
大変忙しい中、名古屋へ来た時に心配して私の店に寄って頂いた事もあります。
いつもいつも、とても気にかけて頂いている事を本当に感謝しております。
写真を撮影して頂いたフェブレの湯川さん、ありがとうございました!

あ、マロッコさんとの写真、撮り忘れた..

カステルフィダルド フェスティバル12010/10/06

前の記事からの続きです。
カステルフィダルドへ着き、市内中心へ来ました。
取り敢えず、インフォメーションでフェスティバルのパンフレットを頂き、
そして、明日の夜に行われる「WORLD ACCORDION TRIO」の
チケットを買いに行きました。
WORLD ACCORDION TRIO は、昨年、東京で行われたcoba、
リシャールガリアーノ、フランクマロッコの3人が出演したコンサートです。
メールで1週間前に問い合わせをして予約した状態でしたが、
取り敢えず、普通にチケット下さいと、言うと、後2席しかないと、
会場の席表の最後列を指差して言われました。
慌てて、予約してありますっ!と名前を言うと、「あぁー」みたいな感じで
ちゃんと封筒に入れて分けてあったチケットをくれました。
日本人は珍しいからか、覚えていてくれた様です。
それにしても予約しておいて良かった..


これがカステルフィダルドの中心にある市庁舎の前ですが、
トラックが2台と何故か変なバギーが置いてあります。


トラックの大きい方は仮設ステージでした。
表は透明な樹脂で隔離されていて、外が寒くても快適に
中で演奏できる様になっています。
ここでは朝から夜中まで大抵、何かやっています。


別の会場でミニコンサートをやっていました。
ダイアトニックによる演奏ですが、一般的にこの手の楽器で
演奏される民族音楽ではなく、普通(クロマチック)のアコーディオンで
皆が演奏する様な曲をうまくアレンジして弾いていました。
ダイアトニックでそういう演奏を聴いたのは初めてなので、ちょっと感動しました。
奏者はハリーポッターの人に似ているので、自分の中で勝手に
そう名づけてしまいました。
ハリーポッターさん(失礼)は、なかなか熱心で、その後、色々な会場で
他の人の演奏を聴いている姿を見ました。

この後、時間を惜しむように近くのピッツェリアでピザとワインをお腹に入れ、
また、先ほどの市庁舎前のトラックステージへ行きました。
ピザもワインも素晴らしい味でしたが、写真を撮り忘れた..


さて、トラックのステージでは明日行われるWORLD ACCORDION TRIOの
出演者のうち、cobaさんとマロッコさんが来てインタビューを行っていました。
もちろん、演奏はありません。明日の宣伝という感じです。
インタビューが終わると、中からcobaさんが出て来たので挨拶してきました。
ここへ来る事を伝えていなかったのでちょっと驚いていました。
cobaさんからマロッコさんを紹介して頂き、握手をしました。
終始、ニコニコと笑っていて、フカフカのとても柔らかい手でした。
暫くcobaさんと話をして、明日、楽しみにしています..と伝えて別れました。

 
そして、一番大きな会場であるアストラ劇場へ..
今日はアコーディオン、クラリネット、スーザフォン、コントラバス、ドラムという
変わった編成のバンドでした。
21時開演という日本より遅めのスタートです。
しかも、イタリアらしく21時丁度にスタートなんて絶対しません。
ちょっと遅れて司会が始まり、今日のコンクールで上位入賞した人の表彰と
優勝者の演奏がありました。沢山、部門がある中の一つです。
明日以降も、こんな感じで表彰が続きます。

やっとバンドの演奏が始まりましたが、内容がアバンギャルド過ぎて
私にはちょっと楽しめませんでした。
で、1時間聴いて会場を出ました。
会場を出たのはバンドの演奏が嫌だったという訳ではなく、
別の会場でやっている演奏を聴きたかったからです。


移動中にトラックステージの前を通ると、やっぱり何かやっています。
この時の時間は見ての通り、22時過ぎ。
こんな感じで、フェスティバル期間中は、同時多発的にライブ、コンサート、
コンクールなどが展開されていて街中が凄い事になっています。


お目当ての会場へ着きました。
今度の会場は教会の中です。
教会の祭壇の前ですらステージに変えてしまいます。
石造りの天井の高い教会では音が反響して素晴らしいサウンドになります。


やはり時間よりだいぶ遅れて演奏開始。
この時には用意された席は全て埋まり、立ち見も出ていました。
なんと最前列にはcoba、ガリアーノ、マロッコ、の3大アコーディオニストが座って
見ています。しかし、そんなプレッシャーは微塵も感じていないかの様な
凄い演奏が始まりました。
モルドバという国から来た7名のアコーディオンと、ピアノ、パーカッションの楽団です。
プレイヤーは皆とても若いです。(cobaさんが学生と言っていました)
7名のそれぞれが超ハイレベルで、とんでもなくシンクロした合奏でした。
演奏は迫力満点で、曲中、ソロパートや少人数パートだけになる時も
ゾクゾクする様な演奏で「素晴らしい」なんていう言葉だけでは表現できません。
これを見られた事だけでも本当に来て良かったし、とても勉強になりました。
この人達のソロ演奏も聴いてみたくなりました。

この演奏が終わると日付が変わる頃でした。イタリアでのお祭りは大抵こんな感じです。
前に3ヶ月滞在した時も、教会の前で爆音演奏を零時までやっていましたから。
日本よりかなり寒い夜中のカステルフィダルドを2km歩いてホテルへ戻りましたが、
例のトラックステージではまだ何かやっていましたし、別会場でもライブのプログラムが
あります。 でも明日からもこんな調子ですので帰って寝ました。
今朝、リミニで遅くまで寝ていて良かった..

リミニ→カステルフィダルド2010/10/06

イタリアへ来て3日目です。
今日はリミニからカステルフィダルドへ移動します。

何時だったか忘れましたが朝方、目が覚めてなんとなく気になって
カーテンを開けて外を見るととても綺麗な夜明け前の景色でした。
細い月が見えていて、水平線はオレンジ色になっています。
高級リゾートホテルなので大きな窓から海が見えるのですが、
ここは東向きなので、日の出が見えると気づきました。

という訳でそのまま日の出を待つ事に..
そんなに時間が経たないうちに日の出を迎えました。
全く予想していませんでしたが、思わぬ偶然でした。

そして..
次に目が覚めた時はご覧の通り。
ちょっと雲っています。朝日が見えたのが嘘みたい。
ちょっと遅く起きて、充実したホテルの朝ごはんをしっかり食べました。
遅く起きたのは理由があって、今日からは夜型の生活に入るからです。

リミニからカステルフィダルドまでは電車で1時間、車で30分程度です。
今日からフェスティバルが行われていますが、あまり早く行っても
仕方が無いので、遅くチェックアウトして荷物をホテルで預かってもらい、
また海岸を散歩したり商店街を見て歩いたりして昼を迎えました。
昨日と同じ店でお昼です。朝、沢山食べたのでメインは無し。
ポルチーニ入りのニョッキを頂きました。うまかった!

微妙に物足らなかったので、ドルチェも頂きました。
見ての通り、プリン(カタラーナ)です。
でもかなり本格的で、ガラスのお皿の上に乗ったプリンが運ばれて来て、
プリンの上にはザラメみたいな砂糖が載っていて、上から酒(グラッパ?)を
振りかけた後、バーナーで炙るとこの写真の様になります。
ご想像の通り、有り得ない美味しさでした。言葉にできない..

荷物をホテルで受け取り、リミニ駅から電車に乗りました。

リミニ辺りからカステルフィダルドまでの車窓はずっと海です。
しかも殆ど砂浜。
海水浴場やオートキャンプ場などが通り過ぎて行きます。
少し突き出た所に建物や大きな船が沢山見えてきたらアンコーナです。

アンコーナからはバスで30分程度でカステルフィダルドに行けます。
今回はフェスティバル中で中心地のホテルが取れず、2km離れたホテル
を予約しています。ホテル近辺のバス停が不明という事で、ちょっと贅沢ですが、
タクシーで移動しました。スーツケースもありますので。

ホテルへ着いて一服した後カステルフィダルドの中心まで歩いて来ました。
ここへ来るのも1年5ヶ月ぶり。よく考えたら3年連続で来ています。
来る途中、取引先の一箇所へ行き、近況報告や新しい情報を聞いてきました。
今日からはアコーディオンを聴くのと、お仕事です。
つまり、アコーディオン三昧。

サンマリノ→リミニ2010/10/05

サンマリノからの続きです。
イタリアの10月5日後半という事になりますが、サンマリノからリミニへバスで戻ると
まだ明るい時間でした。

リミニ近辺の海岸は遠浅の砂浜が続いています。
リミニの海岸は海水浴場になっていて、海岸の殆どがホテルのプライベートビーチです。
夏のバカンスシーズンはきっととても賑やかな場所なのでしょう。
泊まったホテルはかなり豪華なリゾートホテルでした。
それでもオフシーズンなので客は少ないですし、値段も安いです。
写真は、ホテルのバルコニーからの眺めです。
バルコニー付き、オーシャンビューです。

バルコニーから真下を見るとホテルのプールが見えます。
さすがに10月に入る人はいません。
ここ(6階)から高飛び込みできるか?と、アホな事を考えましたが無理です。

まだ明るいので海岸へ散歩に出ました。
散歩でもしないと昼に食べたピザのおかげでちっともお腹が空きません。

10月の夕方なのに泳いでいる人がいました。
しかもイタリアは日本よりちょっと寒いのに。

海岸の真後ろはこんな感じで、リゾートホテルがいっぱいです。
各ホテルの正面の砂浜には区画があって、宿泊者専用になっている様です。
オフシーズンの今は出入り自由ですが。

日本の海水浴場よりどこか明るい感じがしますが、
イタリアの北側にあるからでしょうか、太平洋というより、
どこか日本海的な雰囲気があります。

あまりにもお腹が空かないので食事には行かず、ホテルへ戻りました。
その後少しお腹が空いてきたので近くのレストランへ。多分21時過ぎです。
まあ、イタリア人は食べる時間帯が日本より遅めなので21時過ぎに
レストランへ行っても全然普通です。
折角ですので、やっぱり海の物を頂きます。
パスタはプチトマトのボンゴレ。麺はリングィーネです。

メインはカジキ。
ソースにまみれていて魚がよく見えませんね..
とても美味しかったですが、やはり昼のピザの影響が少しあります。
ドルチェまではたどり着けず..