ジェラート2008/06/24

Vercelliも後2日を残すだけとなりました。今日は、前々から行こうと思っていたVercelliにあるジェラート屋さんに行きました。場所は、Cooperfisaと住んでいるセミナリオの中間にあり、駅の正面から200m程の店です。お昼休みでCooperfisaへ戻る途中に寄りました。
店の名前は、GELATO MANIA。Vercelliへ来たのは4月初めで、北イタリアの気候では、とてもジェラートを食べる気分になれなかったので、今日やっと実現です。観光地ではないところでジェラートを食べてみるのは初めてなので期待できます。
ジェラート専門店だけあって、種類が凄い沢山あります。その中から選んだのはオレンジとチョコレート。オレンジとチョコレートは相性が良い組み合わせですし、全く異なるテイストが楽しめますので。この大きさで2ユーロ。観光地より1ユーロは安いです。店の前にはベンチがあって外で座って食べる事ができます。6月も終わりになり北イタリアも暑い日が続くようになりましたが、店の前の日陰は湿度の高い日本と違ってとても涼しいです。
味の方は、期待通りでした。日本の物より甘さはかなり強いです。でも、甘さで味が隠れない程、素材の味がしっかりします。素材の使用量が多いという事でしょう。着色や香料は使っていないので、天然の味がします。オレンジだって薄い色で、けしてオレンジ色にはなっていませんから。日本で食べるアイスクリームは大抵、氷の細かい粒子の触感が混ざりますがそういう事はありません。水を過剰に加えていないからでしょう。とても満足でしたが、後で水が欲しくなります。

とは言え、50~100円で食べる、無果汁、着色、着香のアイスキャンデーや、かき氷も、捨て難い味わいがありますよね。

バルブ取り付け2008/06/24

昨日、ボタンを取り外し、付いていたバルブを全て取り外し、新しいバルブの準備をしたアコーディオンのバルブを取り付ける作業を行いました。この作業も4回目なのでだいぶ慣れました。その後、チャンバー側バルブを取り付け作業を行いましたが、これは調整しながらの取り付けなので時間がかかります。ボタン式はバルブの数もちょっと多いですし。後、2日のタイムリミットもあるので、急ぐ必要もあります。

またTV撮影2008/06/23

月曜の続きです。
今日は、朝から何か様子が違いました。私は毎朝、Cooperfisaの工房の掃除をしていますが、今日は出社すると既に何人かの人が掃除をしていました。出社もいつもより早い人が多いです。何かと思ったら、今日は南イタリアからテレビ取材があるという事でした。暫くすると、二人組みの撮影スタッフが来ました。テレビ局ではなく、アコーディオン専門番組を作っている人で、衛星放送のSKYのチャンネルの1つで放送しているとの事です。社長がアコーディオン作成の各工程を説明しながら撮影して行きました。私も作業している所を撮られたので、放送されるかも知れません。

午後になると、Cooperfisaを使用している演奏家が集まりだしました。こんなに人が沢山いるCooperfisaは初めてです。午後からは、ショールームで、演奏の撮影をしていました。私は、仕事が忙しいので、ちょっと覗いただけで、後は音を聴いていました。その、奏者の中の親子に、私が以前にテレビで演奏した番組を見たという人がいて、話しかけられました。私は、自分の演奏を良くなかったと言うと、何故だ?と言われました。ライブだから良かった。感情がある、と言ってくれました。番組は収録でしたが、編集無しの撮ったままですので、ある意味ライブという事でしょう。やっぱり、アコ関係者は、あの番組を見ていますね..

私が番組収録した時の記事はこちら↓
http://accordion.asablo.jp/blog/2008/05/12/3565934

ボタン式のバルブ交換2008/06/23

いつもの様に週末が終わり、月曜が来ました。でも、Cooperfisaにいられるのは後4日です。今日は、新しい仕事を始めました。中古のボタン式アコーディオンのバルブ交換です。交換は右側だけですが、この仕事は期限付き。丁度、私が最後となる6月26日までに仕上げなければなりません。このアコーディオンはチャンバー付きなので、これは急がないといけません。イタリアでの研修も最後となり、期限付きの実践的な仕事をやらせてもらえるようになりました。

今日は、ボタンを全て外し、付いているバルブを全て外し、新しく取り付けるバルブの準備をしました。通常、バルブは全て新しくしますが、チャンバー側のバルブは特殊な形状の為、オリジナルを使う事に決定。なので、バルブからフェルトをきれいに剥がし、ワックスも取り除かなければならず、手間は倍増です。でも、元々、山本楽器さんで手伝っていた時は、いつもオリジナルを利用していたので自分にとっては普通の事です。チャンバーでない方は、新しいバルブを使いました。と言っても、バルブは木のボディーだけなので、フェルトと皮を貼る必要があります。

最後のピエディ・グロッタ2008/06/22

日曜の続きです。
ミラノから帰って暫くした後、Vercelliのお気に入りレストラン、ピエディ・グロッタへ行きました。今週末にはVercelliを離れるので今日が最後のピエディ・グロッタです。
本当にここのレストランは店員の感じが良いし、食べる物も本当に美味しいし、ハウスワインも素晴らしい。毎週末、お世話になりました。

やはり、最後はドルチェまで行こう!という事でお腹一杯でしたが、クレマ・カタラーナを注文。クレマ・カタラーナは、カスタードプリンの様なデザートで、日本でも食べた事はあります。冷蔵ケースから出してそのままテーブルに運ばれて来るかと思ったら.. ピザを焼いている職人に渡され、なんと、ピザの焼き釜の中に入れられたのです! これは意表を突かれました。暫くして釜から出たカタラーナは少し焼き色が付いた暖かいドルチェでした。その味は素晴らしいものでした。よく食べるカタラーナは、大抵、香料でバターボール(飴玉)の様な香りが付いていますが、ここのカタラーナはナチュラルフレーバーで、滑らかで濃厚な味わいで、しかも焼きたて。最後のピエディ・グロッタを締めくくるのにふさわしい素晴らしいドルチェでした。

会計の時に、日本へ帰るので今日で最後と言うと、いつものようにウィンクしながら笑顔で握手をして、いつものように値引きしてくれました。今度、Vercelliに訪れる時があったらまた、このレストランに行きたいと思います。