車の集まり2008/05/04

美術館を出て、お昼なのでよく行くレストランの方へ向かっていると、駅前からの大通りの中央にある広場で市がやっていました。日曜は大抵、どこかの広場で市をやっています。今日の市は、Vercelliの味覚というタイトルなのでサラミやチーズ、お菓子、パンなど食品が殆どでした。市を抜けると、また車の集まりをやっていました。日時と場所を決めて、古い車や、特殊な車のオーナーが集合しているのだと思います。こういう集まりも日曜にはかなり頻繁にあるようです。今日はクラシックカーに加えて、フェラーリ集団もいました。他にカワサキのマッハ集団や、見たことの無いイタリアの原付メーカーの集団もいました。その会場には自転車のとても古い物が3台展示してありました。外観の状態から見て、恐らく復刻品ではなく本物だと思います。横に貼ってあった説明では1815年と書いてありました。車の集まりと同列に自転車もあるというのは、ヨーロッパでは自転車も車として認めているからでしょう。日本でも、もちろん法律上は車両ですが実際に国民も行政もそのような扱いをしていない事が多いです。車道を走れば車に睨まれるし、歩道でも歩行者にベルを鳴らして通過する人がいたり、自転車が走るべき場所が確保されていなかったり。イタリアではどんなに遅い老人が乗った自転車でも車と同じにロータリーに侵入してクルクル回って目的の分岐に出て行きます。きちんと片手で手信号もしています。運転すると気の短いイタリア人ドライバーも嫌な顔ひとつしません。自転車専用道路も多いです。本当に羨ましい。日本では、歩道で自転車との事故が多い事を理由に取り締まりを厳しくするという報道を見ましたが、そういう対症療法的な事ではなく、通行場所の整備と、きちんとした教育と法整備をして欲しいと思います。

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